今朝は暖かい。しかも7時前には明るくなっている。春が近づいているのを実感する。
各地で珍しい鳥が出ているなどの話しを耳にすると、大阪城公園でもと思うが、大きな変化なし。いつもの鳥をいつものように観察、記録するだけ。
しかし確実に変化している。カモの減少などもその一つ。東外堀などオオバンが多くなっている。
昨年の11月ごろ、東外堀のヒドリガモは400羽を超えていた。
その中で目立たず十数羽のオオバンが越冬していたが、今は大違い。東外堀の今日のオオバンは64羽。一方ヒドリガモはわずか39羽。
カモは減少一方なのに、オオバンはそうならない。他の堀を合わせて、今朝のオオバンの計91羽。
単純に考えて、カモは日本海を渡って大陸まで大変な長旅。そろそろ出発しないと。一方オオバンは琵琶湖へひとっ飛び。
ただし、琵琶湖で多数が繁殖しているのか詳しく知らない・・・。ご存じの方はご教示を。
キマユムシクイは今日も豊国神社裏で観察。1羽単独で行動していた。
亜種ハチジョウツグミは今日も飛騨の森で1羽。亜種ツグミは計37羽で随分少ない。
シロハラは計58羽。
亜種ハチジョウツグミが越冬しているので、ちょっと説明を。
普通に見られる(ツグミ)でなく、胸の赤い(ハチジョウツグミ)が基亜種なのに、反対に思っている人が多い。
亜種を参考に説明。あえて分かりやすいように。
鳥類学者が・・・
200年ほど前のこと 「おっ!あれは何だ。新種じゃないか。(ハチジョウツグミ)と名付けよう」
新しく発見された新種(ハチジョウツグミ)の誕生。もちろん1属1種。この時に亜種はない。
ところが10年後、新たに見つかった鳥 「おっ!あれは何だ。新種じゃないか。(ツグミ)と名付けよう」
「いやまてよ (ハチジョウツグミ)に似てるなぁ。色は違うが・・・。これは (ハチジョウツグミ)と同じ仲間や!」
ということで2つの種は、亜種の関係になった。亜種の誕生。
亜種間に上下関係はないが、しいて言えばもともとあった(ハチジョウツグミ)が基亜種。
(ツグミ)は後から見つかった亜種。ただし圧倒的に多いから、こっちが親分みたいに思われている。大きな誤解。(ハチジョウツグミ)が基亜種。
先に見つかった方が基亜種だが、学名を見れば簡単に分かる。同じ種小名が並ぶのが基亜種。
○亜種ハチジョウツグミは
Turdus naumanni naumanni 属名の後、種小名が同じ。
○亜種ツグミは
Turdus naumanni eunomus 属名の後 種小名が違う。
しかし、基亜種だから何ということはない。先に見つかっただけ。
ちなみに亜種とは、同じ種が、大きな山や広い海で行き来できなくなり、数百万年経過すると、それぞれ見た目や行動に違いが出てくる。これが亜種。
元は同じ種なので、間に子どももできる。
亜種ハチジョウツグミと亜種ツグミの中間型の個体が多いのも元は同じ仲間だったから。
その後、数千万年も経過すると別の種になる。サルとヒトのように。分かりやすいように端的に書いたがご了承を。
一つの文章の中で、「ツグミの中に亜種ハチジョウツグミがいた」 などと書かないように。
正しくは亜種ツグミの中に亜種ハチジョウツグミ・・・。
ただし、分類学はまだまだ未完、これで永久に固定されたものではない。
みどりのリズムの林床にカワラヒワ7羽。近くに敏感なキジバトも。
シメは市民の森と飛騨の森で2羽。
アオジは、音楽堂西上と豊国神社東で5羽。
ジョウビタキによく出会った。城南地区、修道館裏、豊国神社裏、飛騨の森、愛の森などで♂6羽に♀2羽。
市民の森のアオバト、今日は8時過ぎに♂1羽が水場に下りてきたのみ。
城南地区人工川でイカル1羽。さえずりも。昨日もいた。
モズもみじ園で♀1羽のみ。今朝もギチギチギチ鳴く。
オカヨシガモは49羽。
ヨシガモは6羽。今日も内堀の梅林側は石垣の清掃。
ヒドリガモは115羽。
カルガモは16羽。
ハシビロガモは47羽。
コガモは30羽。
ホシハジロは118羽。
キンクロハジロは120羽。
カワウは、第二寝屋川、南外堀、西外堀、北外堀で10羽。
カイツブリは南外堀、西外堀、北外堀で4羽。
セグロカモメは第二寝屋川で1羽。
●今日の魅力的な鳥たち。
オカヨシガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、カワウ、ツグミ、シロハラ、ハクセキレイ、オオバン、カワラヒワ、シメ、モズ、アオジ、シジュウカラ、メジロ、ジョウビタキ、コサギ、イカル、カイツブリ、キマユムシクイ、アオバト、セグロカモメ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。
各地で珍しい鳥が出ているなどの話しを耳にすると、大阪城公園でもと思うが、大きな変化なし。いつもの鳥をいつものように観察、記録するだけ。
しかし確実に変化している。カモの減少などもその一つ。東外堀などオオバンが多くなっている。
昨年の11月ごろ、東外堀のヒドリガモは400羽を超えていた。
その中で目立たず十数羽のオオバンが越冬していたが、今は大違い。東外堀の今日のオオバンは64羽。一方ヒドリガモはわずか39羽。
カモは減少一方なのに、オオバンはそうならない。他の堀を合わせて、今朝のオオバンの計91羽。
単純に考えて、カモは日本海を渡って大陸まで大変な長旅。そろそろ出発しないと。一方オオバンは琵琶湖へひとっ飛び。
ただし、琵琶湖で多数が繁殖しているのか詳しく知らない・・・。ご存じの方はご教示を。
キマユムシクイは今日も豊国神社裏で観察。1羽単独で行動していた。
亜種ハチジョウツグミは今日も飛騨の森で1羽。亜種ツグミは計37羽で随分少ない。
シロハラは計58羽。
亜種ハチジョウツグミが越冬しているので、ちょっと説明を。
普通に見られる(ツグミ)でなく、胸の赤い(ハチジョウツグミ)が基亜種なのに、反対に思っている人が多い。
亜種を参考に説明。あえて分かりやすいように。
鳥類学者が・・・
200年ほど前のこと 「おっ!あれは何だ。新種じゃないか。(ハチジョウツグミ)と名付けよう」
新しく発見された新種(ハチジョウツグミ)の誕生。もちろん1属1種。この時に亜種はない。
ところが10年後、新たに見つかった鳥 「おっ!あれは何だ。新種じゃないか。(ツグミ)と名付けよう」
「いやまてよ (ハチジョウツグミ)に似てるなぁ。色は違うが・・・。これは (ハチジョウツグミ)と同じ仲間や!」
ということで2つの種は、亜種の関係になった。亜種の誕生。
亜種間に上下関係はないが、しいて言えばもともとあった(ハチジョウツグミ)が基亜種。
(ツグミ)は後から見つかった亜種。ただし圧倒的に多いから、こっちが親分みたいに思われている。大きな誤解。(ハチジョウツグミ)が基亜種。
先に見つかった方が基亜種だが、学名を見れば簡単に分かる。同じ種小名が並ぶのが基亜種。
○亜種ハチジョウツグミは
Turdus naumanni naumanni 属名の後、種小名が同じ。
○亜種ツグミは
Turdus naumanni eunomus 属名の後 種小名が違う。
しかし、基亜種だから何ということはない。先に見つかっただけ。
ちなみに亜種とは、同じ種が、大きな山や広い海で行き来できなくなり、数百万年経過すると、それぞれ見た目や行動に違いが出てくる。これが亜種。
元は同じ種なので、間に子どももできる。
亜種ハチジョウツグミと亜種ツグミの中間型の個体が多いのも元は同じ仲間だったから。
その後、数千万年も経過すると別の種になる。サルとヒトのように。分かりやすいように端的に書いたがご了承を。
一つの文章の中で、「ツグミの中に亜種ハチジョウツグミがいた」 などと書かないように。
正しくは亜種ツグミの中に亜種ハチジョウツグミ・・・。
ただし、分類学はまだまだ未完、これで永久に固定されたものではない。
みどりのリズムの林床にカワラヒワ7羽。近くに敏感なキジバトも。
シメは市民の森と飛騨の森で2羽。
アオジは、音楽堂西上と豊国神社東で5羽。
ジョウビタキによく出会った。城南地区、修道館裏、豊国神社裏、飛騨の森、愛の森などで♂6羽に♀2羽。
市民の森のアオバト、今日は8時過ぎに♂1羽が水場に下りてきたのみ。
城南地区人工川でイカル1羽。さえずりも。昨日もいた。
モズもみじ園で♀1羽のみ。今朝もギチギチギチ鳴く。
オカヨシガモは49羽。
ヨシガモは6羽。今日も内堀の梅林側は石垣の清掃。
ヒドリガモは115羽。
カルガモは16羽。
ハシビロガモは47羽。
コガモは30羽。
ホシハジロは118羽。
キンクロハジロは120羽。
カワウは、第二寝屋川、南外堀、西外堀、北外堀で10羽。
カイツブリは南外堀、西外堀、北外堀で4羽。
セグロカモメは第二寝屋川で1羽。
●今日の魅力的な鳥たち。
オカヨシガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、カワウ、ツグミ、シロハラ、ハクセキレイ、オオバン、カワラヒワ、シメ、モズ、アオジ、シジュウカラ、メジロ、ジョウビタキ、コサギ、イカル、カイツブリ、キマユムシクイ、アオバト、セグロカモメ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。