・・・先月、受診した脳ドッグの結果を医者からの説明を聞きに行ってきた。
医者によると、脳ドッグを受診した人の質問で多いのは次の二つだそうです。
一つは物忘れが激しいが脳に問題はないか。 二つ目は脳梗塞の予兆はないかと云う、二つの質問が大抵の人はするそうです。
まさしく私もその二つの事を聞きたかったので、脳のX線断面写真を見ながら説明を聞きました。
まず、物忘れが多いことに対して、私の脳に異変があるかと云う問いに対しては、脳の中心にある記憶の中枢の海馬葉と云う部分が委縮しているか否かと云うことを、脳のX線断面写真で見れば良いのだそうですが、私の場合は物忘れが激しくなっていますが、脳の海馬葉の委縮はそれほど委縮してなくて、年齢相応で問題はないそうでした。
余談ですが、先日のラジオのニュースで、宇宙の忘れもと云うニュースが報道されていました。
この前、宇宙から帰還した宇宙飛行士の山崎さんが持ち帰ってきた荷物の中に、「八ヶ月間宇宙の実験室に滞在した食物の種(小麦、ホップなどの種)」が見つからないということで、大騒動になって、どうも宇宙に忘れて来たのではと云う放送でした。
あれだけの知恵を集めた仕事で忘れ物が出るくらいですから・・・・。
・・・脳梗塞の予兆はないかと云う二つの質問に対しては脳の血管だけを取り出した立体X線写真を見ながら、「白い点が脳血栓の部分です」との診断で、私の場合は年齢の割に白い点が少ないという評価でした。
と云うことは少なからず脳には小さな血栓があるようです。
・・・私が疑問に思っていた、脳ドッグは病気の予防になるかと云う質問に対して、医者の答えは私の様な60才も半ばの人は脳ドッグを受ける意味はあまりない、と云い放ちました。
理由は多少の問題を見つけても、その年ではどうしょうもないということでした。
来年からは脳ドッグを受ける必要はなさそうです。