・・・いつものジョギングコースの街路樹が、ある日、腰のあたりで切り倒されていた。
道路の曲がり角手前の百メーター程度の距離に植わっている十本以上の街路樹である。
写真を見てもらえばわかりますが、切られる前の樹は反対車線のような状態でした。
せっかく大きく育って良い並樹になっていたのにと思いました。
しかし、元気な樹だからこのままにするのなら、又新しい芽が吹くかと思っていたら、
数日後には、根こそぎ掘り返されていた。
道路がちょうどカーブしているところなどで街路樹を切った理由は交通事故が多く見通しをよくするためかもしれない。
しかし、残酷な切った後の幹の断面を見ていただけに、なぜ切ったのかという思いが大きかった。
当市はここ数年、今までになかったことであるが、名古屋地区でも夏の最高気温を記録することが多くなった暑い地域になっている。
暑さ対策に、有効な緑化と云う事から考えると全く逆方向でもあるし、名古屋近郊の住宅地域であるから、緑の環境を整えるべきところで、この街路樹の切り倒しを見たときに、市の幹部の行政の方針に疑問を感じる。
話は少し飛ぶが、 国の原子力行政の反省が言われている中で、物事の見方が市民の暮らしに便利とか交通事故に効果的とかという当面の対策のみで市政を処理しているような気がする。
本当に大事な世代を通した住民の幸せを考えた市政をのぞみたいものです。