・・・テレビの番組に「COOL JAPAN」という番組がある。
今週の放送は「テレビ」についての日本独特の事、仕事、習慣などについて外人が話し合っていた。
日本のテレビではタレントというジャンルのテレビに出る人がいますが、外国にはそのような人たちは居ないらしい。
つまり、司会もやって歌も歌ったり、踊ったり、コメディーをしたりなどを一人でこなすような人はいないらしい。
司会をする人は司会だけ、歌を歌う人は歌うだけらしい。
その理由を外人が説明していたが、それによると上に上げた仕事はとても専門性が必要だから、なんでもこなすと云う事は求めないという理由を挙げていた。
話は飛ぶが、私も仕事をしていた時に、外人の技術屋さんと一緒に技術的検討をしていた時に、彼らの職種の内容が専門で細分化されていることに驚かされたことがある。
しかし、私たちが彼らと一緒に仕事をしていて、その専門性が学問的に深く掘り下げられているように思えなかった。
どっちかというと、技術の職人作業の部分にたけているような気がした。
日本人の場合は技術を学問から入って専門性を高めているので、職人作業は評価されなくて、広い知識に基づく専門的知識を評価されるように思えた。
話をタレントの話に戻すと、
もともと、コメディアンであったり歌手であったりする人がタレントとして活躍している人は、日本においては、広い芸や知識・経験に基づく全体の芸で評価され、それは外人のように、一つのことしかできない人よりより高い芸として人気があるのではと思う。
タレントや、技術者に幅広く知識や対応を求めるのは日本的特徴らしい。