・・・土曜日の朝にラジオ出文化講演会という番組をしている。
この前、何げなく聞いた放送内容で「「歴代の金メダル監督に学ぶ」という女性スポーツジャーナリストの吉井妙子さんの話を放送していた。
話の内容は女子スポーツについて、最近なぜ活躍できているかなどを話していたと思うが、彼女の話の中で、私が共感したのは、日本社会は世界的に見ても、女子力を活かせきれていないことである。
「ジェンダギャップ指数」という男女平等の度合いを指数化した数値が世界フォーラムから発表されていると彼女は話していたが、その順位が日本は先進諸国の中で最下位の98位という評価らしい。中国が57位だそうだ。
これらの数値は国会議員、専門職、技術職、管理職における女性の割合や、男女所得格差で計算しているのだそうだ。
同じようなジェンダギャップの指数は色々とあるらしいが、いずれも日本は低い。
私は会社員として、専門職、管理職として、女性と一緒に仕事をしてきた機会はあったが、何故か日本の社会では、専門職、管理職とも、女性を採用することが少ない。
私の経験でも、周りの雇う立場の人は能力を認めようとはしなかった。
理由は家庭に入って辞める可能性が大と云う事が一番の理由だったように思う。仕事の仕方が大幅に変化してきた今、能力を考えるとこんなことは許されないようになってきているように思う。このことを切り開いていく企業がこれから伸びる企業のように私は思うのが今までの経験からの実感です。