・・・今朝、何げなくラジオを聞いていたら、放送内容は堅いのですが、云っていることについては私の興味を引きました。 その内容は、グッドバイと云う言葉の成り立ちです。
「GOOD BY」 は もともと 「GODWYE 」と云っていたそうです、これは「GOD be with ye 」の短縮形で「ye」 は二人称代名詞「you」 の古い形だそうです。 まとめると「GOOD BY」と云う挨拶は「GOD WITH YOU 」と云う言葉、日本語に訳すと「神が汝と共にありますように」が原型だと云うのです。
そのほかに「GOD」と云う単語が入った言葉としてはGOSSIP, GOSPELなどがある様で、各々、「GOSSIP」 は 「GOD SIBB(名付け親)」から転じて陰口と云う意味になっている、また、 「GOSPEL」は 「 GOD SPELL(神様の言葉)」からきていて、神様をたたえる(福音)と云う意味があるそうです。 神と云う言葉が挨拶や普通の言葉に入って来ているのは、なるほど、英語らしいと思いました。
日本語の「神」と云う単語はどうでしょうか。 神と云う漢字を含んだ言葉が色々とあります、山の神、福神漬け、神無月、神経などの言葉がおもいつきます。
神と云う意味が単語に入っているのは「神無月」でしょう。 十月を指す言葉ですが、言葉の由来は中世の俗説で十月に出雲に全国の神様が集まり、諸国に神様が居なくなるので十月を「神無月」と云い、出雲では「神有月」と呼ばれる。
しかし、ほかの言葉は、由来を考えると、信仰とは縁遠い言葉である。 例えば、福神漬けは意外と新しく明治に、種々の野菜の漬物だから、七福神から発想して作られたもの、などである。
ここらへんにも「外国の神」と「日本の神」はずい分違うように感じます。