・・・冬の晴れた日には、当地から、西の方角にあたる、伊勢湾越しに鈴鹿山脈の白い山並みがしばしばみられる。 しかし、春ともなると山並みは雪山が消えて、その姿はかすんでくる。
今まで、気にしなかったのであるが、伊勢湾とは逆の北東の方向に雪山が幾つか遠くに見えた。 近くの低い山しか見えないと思っていたが、遠くに木曽の山々がある方角である。
「左が御嶽山で右が駒ケ岳らしい」
地図で調べると木曽御嶽山と木曽駒ケ岳らしい。 どちらの山も3000m級なので春を迎えても雪が残るのは当たり前のようだ。 しかし、当地から、直線で木曽御嶽山頂まで、120kmはある。 空気が澄んでいる月に一度くらいだけ見えるらしい。