ジョギングはシャンパンの味

ジョギング、写真、革クラフト、木工、パンつくり、日本の古代史などを趣味にして楽しんでいます。

古代の人は意外に遠くに行った

2017年08月06日 07時17分53秒 | 日本古代史

・・・7/31の新聞の記事に、縄文時代晩期に北海道南部や、青森、岩手で花開いた亀ヶ岡文化土器の特徴を持った土器が、沖縄本島の平安山原B遺跡の出土品の台付き浅鉢土器として見つかった。

  

  考古学者の解説によると「縄文時代の東北人は土器技術を北陸や中部人に、人や物の移動で伝えたらしい。
  そして、中部の人が、婚姻等で瀬戸内海や、九州に移動し、それらの土器が、長い歳月の間に沖縄の人に伝わったらしい。

  沖縄で見つかった、東北の特徴を持った土器の成分を調べると、九州、四国、瀬戸内海の土で作られていることが分かった。

  その他にも、列島の南北、交流の証拠として、沖縄周辺で採れる「イモガイ」の形を模した土器が、東北地方で見つかっているらしい。

  上に示したように、東北と沖縄は2500年前の縄文時代晩期に人・物の交渉があったことが証明されている。

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