・・・7/31の新聞の記事に、縄文時代晩期に北海道南部や、青森、岩手で花開いた亀ヶ岡文化土器の特徴を持った土器が、沖縄本島の平安山原B遺跡の出土品の台付き浅鉢土器として見つかった。
考古学者の解説によると「縄文時代の東北人は土器技術を北陸や中部人に、人や物の移動で伝えたらしい。
そして、中部の人が、婚姻等で瀬戸内海や、九州に移動し、それらの土器が、長い歳月の間に沖縄の人に伝わったらしい。
沖縄で見つかった、東北の特徴を持った土器の成分を調べると、九州、四国、瀬戸内海の土で作られていることが分かった。
その他にも、列島の南北、交流の証拠として、沖縄周辺で採れる「イモガイ」の形を模した土器が、東北地方で見つかっているらしい。
上に示したように、東北と沖縄は2500年前の縄文時代晩期に人・物の交渉があったことが証明されている。