・・・中国の国家戦略で、今、世界の自動車はEV自動車へ向っている。
おきな国家の力が働くと一時的に、技術の動向はゆがめられはするが、最終的に、技術の進む方向を読むのはとても難しい。
大きく分けて、動力源はガソリンか電池かと考えるが、それだけではないでしょう。
中国はガソリンを使う自動車では基礎技術で追いつけないと判断し、国家の経済力で、電気自動車に向かったわけであるが、モーターにしても電池にしても、長い目で見ると、今後どうなるかわからない。
電気自動車で満足するか否かだと思う。 利用者の半分は満足しても、何割かはきっと満足しないだろう。
そして、これから先、どんな人の移動用の手段が出てくるか、自動車と云う縛りでないものが出てくるかもしれない。
技術は大きな課題をあたら得れば与えられるほど、大きな進歩をするものである。
今、EV自動車と云う縛りを与えられた技術者は、この課題に、遠い将来に、どんな解決策を考えるか、楽しみである。
因みに、私が、学生だった半世紀前に、先生から、最新技術として、ヨーロッパでハイブリッドのバスがあると教えられた覚えがある。
簡単なような技術でも、それが実用化されるまで、とても難しいことが待ち構えている者である。
自動車技術の行方が楽しみである。