・・・今月の暦を見ていたら、2月15日は「仏滅・聖バレタインデー」と書いてありました。
感覚から、言うと聖バレンタインデーは祝う日、仏滅は忌み嫌う日と相反する気がする。
仏滅と聖バレンタインデーの意味を調べました。
仏滅は
①暦の注釈の一つにある六曜のうちの一つ
②六曜は室町時代に中国から日本に伝わった占いの一つが六曜
③日本では民間信仰の一つです
④元は「空亡」「虚空」と云ってむなしいという程度の意味だったそうです。
一説によるとそれが「物滅」となり、「仏滅」となったと言われています。
⑤それも、戦後、マイナーだったものがカレンダー屋さんによって、よく使われる様になったようです。
カレンダー屋さんは、「六曜の占いは全部で六なので、週の曜日の数、七と、一つ異なる、今日は六曜の何なのか、カレンダーを見ないとわからない」ところがみそだそうです。
⑥吉田兼好は徒然草の第91段に「吉日に悪をナスに必ず凶なり、悪日に善をなすに必ず吉なり」と書いていて、モノは考えようと言っています。
引っ越し、結婚式場は仏滅には特別なサービスがあり、且つ、空いているそうです。
聖バレンタインデーの意味は、日本でチョコレート屋さんによってヒョットして六曜の大吉と同じような暦の吉日に格上げされる可能性がある。
もちろん、西洋では聖バレンタインと云うのは、恋人の結婚式を守った、ローマ時代にいたキリスト教司教の命日だそうで、2月14日には男女を問わず贈り物をする風習はあるそうですが。