・・・先日の新聞のコラム欄の中で、最近の世の中の動きを嘆く文章の中で「品行は直せても、品性は直せない」と言う言葉が、書かれていた。
それは、映画監督の小津安二郎の言葉として、紹介されていた物です。
小津が考えていた生き方を表す言葉として「人間は少しくらい品行は悪くてもいいが、品性は良くなければいけない」と云っていたらしい。
国語辞書を紐解くと、「品性と云うのは人間の行い、ふるまい」と載っている。
そして、「品行は個人が備えている道徳的価値感から見た性格」と書かれている。
今の世の中を見渡してみると、安倍首相、麻生財務大臣、その他の大臣や高級官僚の言葉・言動を見て、「見かけ品行方正(?)、しかし、その人たちの品性下等」を感じる。
そういう人と、そうでない人と見分けるには、わたしたちが得る情報では、時間がかかる、それゆえに、選挙で政治家を選ぶのは大変である。