・・・私は、ここでも何度か紹介したように、古代日本史に興味があるので、弥生後期から古墳時代にかけての遺跡や古墳を訪ねる旅を時々する。
今回はこの地方で、最も早い時期に作られた犬山の「東の宮古墳」に行ってきた。
東之宮古墳は三世紀の終わりごろ作られた東海地区で最も古いとされる古墳です。
魏志倭人伝に、3世紀の中ごろに卑弥呼が死んだと書かれているので、其れより少しあとの時期の古墳です。
卑弥呼の邪馬台国と、勢力が対立していたクヌ国は一説によると、この愛知・岐阜地方を指すと考えられており、時代的には、この東の宮古墳が時代が近いので、クヌ国の首長の墓かもしれません。
大きさは全長80m弱の前方後方墳です。
上の写真は古墳の前方部の石槨跡の上から後方部を見た写真です。
木立の先に少し川が見えますが、眺めの良いところまで、降りると下の写真の様に木曽川べりに犬山城が見えます。
上の写真の右が木曽川で、山の上にあるのが、犬山城です。
連休中なので、訪れる人が多いと見えて、天守閣に人が見えます。