私の日常、家庭内の役目の一つに家庭内ごみを集積場へ運ぶ仕事がある。
自宅から、100メートルほど、歩道を歩いて、ごみ袋を持っていく。
経路のちょうど中間点に自動車の通行が頻繁な、信号の交差点がある。
交差点に信号待ちする車や、人のポイ捨てタバコが目に付く。
私がきれい好きなわけでもないが、会社に勤めている時の整理整頓の習慣で、たばこの吸い殻のポイ捨ては特に気になる。
会社をリタイアした頃から、自分用のステンレスのゴミばさみを買って、タバコの吸い殻を拾うようになった。
週に2回の、この習慣であるが100メートルほどの道すがら、10個ほどの吸い殻を必ず拾う。
これはここ10年以上まったく変わらない。
きょうは、この習慣で、初めてのことを経験した。
車の往来が多い、信号前の交差点の道路の脇に、ペットボトルが捨てられるのを見つけた。
これも、たばこのポイ捨てととともに、よくある事である。
ハサミでボトルを拾い上げるとなんと、吸い殻が500ミリリットルのボトルの口までいっぱい詰まっていた。
予想していない、ボトルの中身に、びっくりし、且つ、あきれた。
しかし、考えて見たら、これだけの数の吸い殻を、歩道に捨てられていることを考えれば、それらを捨てずに集めて、まとめて捨ててくれたと思えば、いい事であると思い直し、ペットボトルをハサミで拾って、自宅のゴミ袋に詰めた。