私たちが家を作るときに、工務店や建築士からの説明を受ける。
マグニチュード7くらいの地震では壊れないとか聞いて安心しているが、彼らは、実際には、法律に従った強度計算をしているだけだから、実際の地震が起きた時は、設計強度計算通りに壊れないか、実際の地震ではどうなるかを知りたい。
今日の新聞では、能登半島沖地震では、地震の規模は震度7を観測したが多くの建物が壊れたと報道を見ている。
そして、耐震基準と実際の被害の対比では下のグラフのようになっているらしい。
そのグラフによれば、最近二十年間の間に建てられた、木造建築では、ほとんど軽微の被害で済んだらしい。
話は変わるが、2016年の熊本地震の場合にも震災後の調査結果が報告されている。
熊本地震でも震度7を観測した。
熊本地震における建築物被害報告書のデータによると、震度6強または震度7が2回観測された益城町の被害状況は、次のとおりでした、
【実際の被害状況の比較表】
基準 | 1981年以降の新耐震基準 | 旧耐震 |
---|---|---|
木造住宅の全壊率 | 8.70% | 28.20% |
これから、わかるのは、能登半島沖地震とデーターは、ほぼ同じで、今から40年前くらい以降に建てられた建物はかなり安全であるということです。
さらに、最近、20年以内の建物は、耐震安全基準が進んで、ほとんど軽微の被害で済んでいます。
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