春や秋に木の剪定をするのは 気を付けた方がよさそうです。
駐車場に設けられた看板が 道路わきの枇杷の木のせいで 道路から見えにくいとの指摘を受け 急遽刈り上げすることになりました。
枇杷の木は子守歌に出てくるくらいだから まさかかぶれることなど予想していませんでした。洋服は半袖のまま 刈りこみばさみとのこぎりで 込み合うところを切りました。
すると 左腕にぴりぴりっとしたかと思うと どんどん腫れてきました。
えー 毛虫見てないし でもこれは大変。
あわてて石鹸を泡立てて患部を洗い ジフェンヒドラミン軟膏をガーゼに伸ばして 患部より大きめに貼りました。
何か所も痛みがでてきたので さらに 洗い直し 何度も軟膏を貼り付けました。
病院のお世話には ならずにすみましたが 二日間 軟膏のガーゼを外すと 再燃を繰り返しました。どうも毒蛾の毛が 細かいので 皮膚にはまり込んでいるようでした。垢と共に洗い流そうと 石鹼の泡で洗いました。
もう7年もたっているのに 痩せていて 何本かまとまって生えているので 厳しい環境で 育っていないのです。なのにさらに切るのかよ。
そう叱られたような気もしています。
人間の勝手で生きる植物の環境は 気の毒としか言えません。
桑野木と枇杷の木は鳥が運んできた客です。たった二本でも なかなか生かしてもらえない気の毒な話です。
これ繰り返さないためにも 虫のいない冬に 剪定することにします。