オズマの部屋 -バス釣り・政治経済・クルマ等-

「バス釣り日記」が主題。色々な話題を中年オヤジが持論で展開。「真実は孤独なり」を痛感する日々。

【嫌な予感】「釣りガール」ブームなんて.....こないんじゃない?

2011年02月15日 05時55分35秒 | オズマのその他釣りレポート
 ちょっと待った,と言いたくなる。10年以上前の「バスバブル」をもう忘れたのか,と言いたい。釣具業界にである。

 「釣りガールがくる!」などといって,ブームにしようとさまざま仕掛けているようだが,これもまたいっときのことで終わるだろう

 理由は簡単だ。なんといっても,釣りで一番困るのは,トイレの問題。男だって大きな方はかなり苦しむ。まあそれでも,どうしようもないときは,私は草むら探して一直線ですが....

 その次の理由をあげよう。「釣り」はスポーツじゃない。「スポーツフィッシング」という考え方,オズマも子供の頃に『釣りキチ三平』の影響で
     「ルアー・フライの釣りはカッコイイんだ」「スポーツなんだ」
と誤解していた。しかし,スポーツなら.....太ることはない(笑)

 「スポーティ」ならまだわかるが,それでもどうか

 「バスバブル」のときも散々語られた。そして様々に仕掛けられた。今度は釣り「全般」にムーブメントを起こすべく仕掛け人が蠢いているようだが,やっぱり根付かないだろう。現に,たとえばいまの時期の水郷で,女性で,しかも一人で釣りをしている人なんてみたことはない。仮に一人に見えても,それは「カレシ」「ダンナ」などの,協力的サポーターが居なければ成立しない

 他のスポーツ,たとえばスキーはどうか。ブームはとっくに去ったけれども,スキー場には女性だけのグループなんていくらでもいる。ナンパの声かけぐらいなら,釣り場でよりもはるかに成功する。確率が200%以上違ってくる(断言)。そして男女のグループも居る。なにより,スポーツは,その場所に行けば基本的に成立するもの。しかし,釣りは,行くだけでは成立しない。普通の女性に,この時期に水郷に連れていったら速攻フラレルだろう。だってまず釣れないから。

 では,釣りやすい時期にいったらどうか。それも結構難しい。紫外線対策やらなにやらいろいろある。昆虫もヘビもイタチもカエルもたくさん居る,そんな風景を愛することができる女性はそう多くないだろう。

 「釣り」は,まず自然と対峙するもの。それを楽しめるかどうかは,女性自身以上に,サポーターである男が相当がんばらないといけない。映画で好みを合わせたり,食事で気に入りそうなところに連れて行くのとはちょっと次元が違う。

 女性に釣りをするな,と言っているわけではない。問題は,背景にうごめくあやしい組織の存在なのだ。自発的でも誘われてでも,「釣り」自体を楽しむ人が増えたら嬉しい,とは思う。だが,いまの水郷地域でまたあのバブルのように人がたくさんきたらどうするのか。地域は受け入れられるか

 ところで,この「釣りガール」の筆頭らしい女性のブログを見つけた。http://ameblo.jp/rinka-rinrinblog/

 俺よりウマイジャン。負けてるジャン,オレ

 でも,真夏の水郷・灼熱地獄ならどうかな。やっぱり負けるか,オレ

 そう,個人的には優れた人はどこにでもいる。問題はそれを商売に生かそうとする,あまりにもたくましい根性なのだ。またあの頃のように「女性用の竿」みたいなのが出るのかな。

 さて,それにしてもサイドワインダー,店舗では見つからない。都内からポパイが撤退したのは痛いなあ。近所には中古屋さんばかりで,いざ新品購入しようとするとこんなに障害があるとは....。これでも,「釣りガール」は来ますかね。