へびんさんがなぜか気に入られたみたいなので,所持者の自分が記事にしてみよう。
そもそも,何度も書いてきたけど,ヘラクレスに出会うまでの時間は強烈に長かった。というのも,初代コンバット(1990年発売
)を,実に2010年まで使っていたからである。20年使っていたのである。
でも,その間,様々なロッドを使った。新品・中古含めて。
結論は,「ヘラクレス・フォースグランディス66Mならば,オカッパリではこれ1本で事足りる」という事実。
マキモノ専用,ワーム専用などなど,たしかに専用機種があり,その特性も利点もある。事実,「グラスコンポジットの元祖」;オールスターGT-2も使ったし,「カーボンフィーリング・グラス」;インスパイア・グレネードも使った。ワーム専用としては「初代ガニングシャフト」「インスパイア・スーパーマシンガン」も使っている。この他に,シマノBSR-1652F・1551R・1552R,現行シマノスコーピオンXT-1581F・15102Rなどなど,恐ろしいほどのベイトロッドを使ってきては「どうも合わない」となってきた。
その理由を紐解くと,「時代の進化が激しかった」のもある。たとえばガイドの素材。SiCが最高峰だったときにゴールド・サーメットが現れた。当然試してみた。しかし,7フィートも試したいので,BSR-1702も使っていた。
しかし,よく考えると,僕は,オカッパリでせいぜい2本しか竿を持たない。昔はスピニング&ベイト,いまならベイトフィネスと普通のベイト,というところが僕のスタイル。
そして,時代は多角化がより進み「ヤヤコシイ」釣りが目立つようになってきた。だが,自分にできるのは昔ながらの「巻く釣り」「撃つ釣り」だけである。究極はこの2つに絞られた。
また,こんな時代だからこそ日本製への憧れがある。そうなると,コンバットシリーズが照準になった。しかし,高い
。万一外したら大事である。そこで,2011年夏に琵琶湖でガイドを受けた。そしてヘラクレスの脅威を知った
。
以上が,僕がヘラクレスに至った道のり。実に25年もバス釣りをやっているが,振り返って見ると,いままでは(初代コンバットを除いて)5年近く同じ竿を使ったことがないようだ。ほとんどが折れるか,時代の違いを感じて引退。初代コンバットは強烈なパワーでいまでも支持したいが,とにかく重い
。重すぎて腱鞘炎の腕には不可能なのだ
。
運良く他の釣り人と釣りをする機会があったら,いろいろ試してみるといいと思う。
それにしても,釣具屋で「試投」とかさせてくれればいいのにね。リールとの相性は,リールを持っていけばわかるけど,...ネ
。
釣行後は,このようにすぐにバッグからルアーを取り出して乾燥...という記事は何度も書いてきた。
しかし,7/19の釣行は利根川にかなりルアーを投げていたせいか,スピナベフックのサビ方が強烈だった。塩分濃度が違うようだ。朝,気づいたら,ハイピッチャーから何から全部サビが伝染している。
幸い気づくのが早く,CRC-666で拭いて取れるレベルだったからよかったが,放っておくとブレードから何からサビてしまう。いや,変色もしてしまうのだ。
ちなみに,トリプルフックはガマカツ製なので錆びないのか,まったく大丈夫。
...と,毎回,釣行の後はこうやってタックル確認をして,さらに次回に備えているんですよ。だから,「フックが折れた」などということはまずないわけです。
「フックが甘かった」「ライン巻き替え忘れていた」というのはたしかにあるけど,個人的に悔しいので,フックのチェック・ラインの巻き替えは,毎回「釣行後」に行っています。毎週行っているからそれで準備も完了,ということです。
ちなみにフロロとナイロンでは,フロロは「比重が重い」ので障害物にスレやすく,より注意が必要かと思います。