ついに7月も終わろうとしている。梅雨は明けて強烈な暑さが身に応えるシーズンの到来。だが,自分には真冬より全然マシ。真冬はメタルフィッシュ(;ニゴイです)以外釣れないのに比べて,やはりバスが釣れる法則があるからだ。
もちろん結果論である。
さて,繁忙期というのに,会社では,例のベネッセ問題でイントラPCをすべて再度リモートコントロールされた。当初「記憶媒体を制限」とお知らせがきたが,予想通りUSBキーボードもUSBマウスも使えない状況になった。対処法はひたすら再起動とUSBの挿し直ししかない。そうして機器を再認識させるしかないのである。そんな無駄な対応がここのところ続いていた。無駄な労力だ。
そんなわけで金曜日は帰宅が遅くなった。それでもなんとか23時に就寝,3時に起床。マズメは無理でも,少しでも活性の高い時間帯に行っておきたいからね。
これは夕闇。朝は濃霧でした。
朝は霧のおかげで助かった。つまりは,...
こういう最悪の状況ではなかった。
ちなみに白鳥が居着いていて怖かった。
最初に入った利根川(「前回の夢よもう一度作戦」という)は水が止まっていてノーバイト。ダブルスイッシャーの素晴らしい使い心地に感動したがノーバイト。さっさと見切って,ここのところ好調な霞ケ浦に行こう。
グルテン5を捨てるなヨ。
バニラの甘い香りのするグルテンエサ。釣れるのは知っているが霞本湖で捨てられていたのだ,大量の糸くずとともに。もちろん僕は回収。このためにいつも小さなコンビニ袋をもっている。バサーのゴミはすっかり減ったのに,相変わらずエサ釣りの人々のゴミは減っていないような気がするのはなぜだろう。アマナマ虐殺もスゴイしね。
俺はコイツで勝負する。エセハイピッチャー1/2oz・タンデム改。
これで水門付近から勝負...って,いきなり「グワン」と竿が曲がった。強烈な引き。あまりにも強烈な締め込み。20LBでなければやりとりできないような強烈な締め込みである。
当然「アメナマ,記録級」と期待した。80UPのアメナマがズドーン,それもいい話題なのだ。だから強引に寄せた。しかし,見慣れた魚影が見えてきた。
「ドババン」
確実40UPのバス。おそらく2014シーズン最大魚。まあ,なにかと41止まりでしたからね,今年はなぜか。
どどんと素晴らしい魚体。どどんと自慢。43ですが。
朝6時の出来事だった。これで今日は気楽なんてもんじゃない。帰っても大丈夫だ。いきなり天国だ。
一人悦に入っていると携帯が鳴った。へびんさんである。近くに来たので合流するという。
合流後,いろいろな情報交換をして,いろいろ移動。しかし,結局どこも釣れない。南風が強烈に暑いし。
そこで,久々に「セコ水路」にも行ってみた。もうここしかないだろうという選択。そして僕はユナイテッドジグ7gをフリップ。そしてすぐにラインがたるんだ(のを見分ける目はいつも持っている)。
天を舞った10UP。
あわせると黒い物体が空を飛んでいた しかしあげてみればバスだった,ということである。これでやっと午前中2匹。やっぱりセコイワームで攻めないとダメかのお
そのために大移動。いや,もうひと通り,僕の持ち駒をへびんさんに授けたのだ。だが,「天然クーラーポイント」では何度もバイトするもギルッポイ。ネコリグもダウンショットも,なんか見切られていたなあ。
そしてお昼になってファミレスの駐車場へ入った。だが,半分朦朧としている自分はロッドの位置に気付かなかった。
EGC-603がパワーウインドの犠牲に。
6フィートが5.4ぐらいになってしまった。いきなり地獄へドオン。中古で6000円の竿だったが重宝していた。修理という方法もあるだろうが,手間と価格を考えて中古でまた探そう。あ,エアレギウス使えばいいんだっけ。最近なぜかエアレギウスはご無沙汰なんだよなあ。
ノンアルビールで乾杯し,僕は「水ドリンクバー」(車田さん,拝借します)を行ったり来たり。都合1Lは飲んでいただろう。しかし,会話の途中から自分のロレツがまわらなくなってきた。マズイ,たぶん熱中症の軽いやつだ。速攻でスポドリを飲み,昼寝に入った。
90分後体力復活。やはり真夏は昼寝が基礎だ。あ,毎週昼寝しているけどね。
どこへいっても無駄な気がしていたが,忘れてはいけないのがNZ-2。そう,毎回のように逆転ホームランを放つ真夏の必殺ポイント。奈落の底から蘇るための「不死鳥ポイント」でもある。ここはネコリグばかりに実績がある。しかし,今日はラインが20LB。だって,EGC-603を折ったから,ヘラクレスしかないんだ。
でも大丈夫。20LBでも僕はネコリグをやれないことはない。幸いメタマグだし,ラインがギルオリジナル「ヘコヘコ」ライン。要はしなやかなラインなので,軽いルアーを飛ばせるのだ。運がいいゾ。
そこで,ワームも真夏の定番ラッテリー。減水していたり,アメナマの惨殺現場に出会ったがくじけない。そしてゴミ溜まりに確信をもってフリップ。そしてフリーフォール。長めにラインをたぐっておいて「振込み」ですよ。
「ラインが動いたア」「ヨッシャ」「ドバババババ」
真っ黒なカバーバス。これぞNZ-2の魚。
もう十分だ。16時を過ぎた。帰宅しよう...と思いながらも嘉襟之川で撃沈。マズメを粘っても釣れないなあ。というか,相変わらずセコイ釣りを捨てていたんだけどね。
帰路は,外環が事故で川口東まで大渋滞。三郷から川口まで1時間ですよ。結局,柏から2時間以上かかって帰宅。ナビに「そろそろ休憩を」と促されたが,無事に帰宅できて幸せです。
さて,真夏である。
次回からNZ-2の本格攻略をしよう。しかし,癖のあるポイントだけにタイミングはかなり重要だな。