オズマの部屋 -バス釣り・政治経済・クルマ等-

「バス釣り日記」が主題。色々な話題を中年オヤジが持論で展開。「真実は孤独なり」を痛感する日々。

【愛と誠・原画紛失】優れた作品の評価は,死後にこそ決まる!

2018年05月13日 16時26分27秒 | オズマの懐かしいTVアニメなど

「愛と誠」紛失原画400万円で落札 講談社は「残念」

僕は,『愛と誠』は1990年代後半にネットカフェで通読した記憶が鮮明にある。

なんでそんなに鮮明かというと,当時流行しだしたネットカフェだった。

近所に5件はあった。

いまみたいな「ネカフェ難民」という時代とは違って,本当に「通信費をなんとか節約」して楽しむ人が多かったように思う。

まだ回線がISDNで,メールなんて週に1回するかどうかの時代。

とにかく通信費が高くて家に回線つなげないので,週一で通っていた。

そこのネットカフェに『愛と誠』が全巻あったのだ。

噂に聞いたとおり,梶原一騎のパワーが炸裂

「君のためなら死ねる」;岩清水君のセリフも,画力に繊細さが共存するながやす巧の劇画も圧倒的だ

連載当時の僕は幼稚園児だったので当然詳細不明だったが,その盛り上がりは尋常ではなかったことが判明。

マスコミでの宣伝,実写映画化,TVドラマ化(最近ネット動画で見たが,これまた超絶的に怖い...),あらゆるメディアMIXがされたといえよう。

しかし,梶原一騎はこの原作をいろいろな意味で転機にして,堕落の人生になったというのが通説。

でも,梶原一騎の「死んだあとに楽にさせてやる」というお嫁さんへの愛情ある言葉は,原画の評価が40年以上経過してもあることで,確実に実証された。

絵が評価されたのであって原作者の評価でないというのは,梶原一騎原作にはあてはまらない

当時の梶原一騎は「神」だったのだから。ながやす巧が選ばれたのも,梶原一騎の力という説がよく聞かれる。

自分が梶原一騎のイベントに行ったのは2017年の8月だったか。

僕はほとんど自分の好きな作品を集めてあるが,やっぱり梶原一騎は別格

ながやす巧の劇画も超絶で,早乙女愛(主人公・太賀誠の運命の人)の美しさは,いま見てもすごいと思う

本当に優れた芸術は死後にこそ評価される

その言葉をあらためて噛みしめた。

それにしても,原画管理はどうなっていたのかと,むしろ講談社の管理体制が問題だと思った次第である。


【トランプ大統領に平和賞】ノーベルじゃなくて,孔子平和賞?

2018年05月13日 11時08分33秒 | オズマの考える政治・経済問題

トランプ大統領 輸入車に20%の関税提案

さまざまな「デイール」にて,ついに米朝首脳会談に持ち込んだトランプ。

「相手の陣地に入らないのが交渉の鉄則」という教科書どおりに,シンガポールにした。

取引は駆け引きだが,そこに複雑な心理が働いている...とは実は考え過ぎである。

これら交渉は,交渉の教科書によればすべて「想定内」なのだ。

実際僕はその講義を受けているし,教科書も熟読した。会社の研修だけれどもね。

そして,肝心の日本は完全に蚊帳の外。

いつまで経っても嘘をつく学校法人問題に終わらず,今度はリニア新幹線談合に,おそらくは重要人物が浮き上がってくるだろう。

産経新聞は的外れなことばかり書いているが,一連の不祥事暴きは政権打倒のために行われている。

しかし,「安倍政権は不支持でも自民党支持」は変わらないだろう。

いうまでもなく,野党においてはもっと「ていたらく」だからだ。

離合集散を繰り返すことはとっくに想定していた「緑の党」。小池は栄子だけに限る。いや,朝雄もよいか。

トランプは,きっと孔子平和賞受賞を狙っているのだ。それは最大のネタになるからだ。

ノーベル平和賞は,実は金正恩かもしれぬ。