近所のベリー閉店まであと10日となった10/7の午後。
事前に連絡してあったベリーの店長に会いに行く。
そして,00メタマグのOH解決法を二人で模索する。一応の処理は出来たので,うまくいっていたら公開します。「本体枠受けB」がホント,世代がみんな違って困るねえ。
それにしても30%OFFは大きい。なんとか普段使わないような,いや使ってみたいリールは....あった。「I-DC+」搭載のスコーピオンDC7
中古で7000円。汚い以外は問題なし。余裕ですかね
あらかじめ店長から「デジタルコントロールユニットは非分解で」とアドバイスを頂いた。さらに,ユニットを磁力の強いところに近づけてはいけないと。
ネジが多い。ネジだらけ。しかし,シマノゆえにまったく迷わない整備性もある。
今回は展開図も何も観ないでいきなり分解。
まずはサイドプレートのカバーを外すのに2個のビス。
次に,I-DC+ユニットを外すのに3個のビス。
フロントプレートを抜くのに1本の棒。
そしてやっとギアボックスの通常分解(ハンドル関係で1個,ギアボックスで3個)である。ビスだらけですよ,たかがスプール外すのにでも5個必要だし。
このスコーピオンDCって中古でよく見かけるけど,「普通のメンテ」(ベアリング注油)さえ容易に受け付けない姿勢はちょっと問題です。
その点,ダイワSS-SVなんて親切設計(ただマグユニットを緩めるだけ)だと思うし,07メタマグなんて最速15分でOH出来てしまうのにネ。
はい。バラシました。E・cリング以外は。
この後は,いつものようにマジックリン洗浄ではなくパーツクリーナーを使ったが,これでは汚れが落ちない
いつまでたってもギアが真っ黒だったし,ハブラシが寿命になりました。
最後に,久々の「近代シマノ」のクラッチを組み間違えるトラブルがあったものの,07メタマグと同じ構造なのですぐに解決。
さあ,SVS改良とI-DC+,そしてSV,どれが使いやすいかな。
世代の優位点ではSS-SV。しかし,何度組んでも「最高」と自画自賛できるギアの仕上げはシマノ。でも,シマノって「ギア」しか売りがないなんてことは...どうなんだろう
とにかくこれでもうしばらくはリール買いません。その代わり,気に入らなかったら速攻売却しちゃうかな。
思い切り自慢ですが,この2台のOHは最高傑作です。
それでも,ベイトOHをいろいろやってみると面白いし,何より「いつかは釣具屋開店」なんてことを考えられる(店長はへびんさん,OH担当は自分,ルアー担当はニシネ師匠,パーツ担当はじゅんぶさん;妄想です)から役立つのです。