長崎県平戸市薄香 ・ 映画 「 あなたへ 」 の冨永写真館とその界隈

妻・洋子の幼少期の写真が飾ってある冨永写真館


















































集落のなかを流れる小川に沿う一本のリヤカー道がある。
その細く曲がりくねったリヤカー道や、小川の上に建てられた今にも崩れそうな倉庫。
この辺りには、 “ 心の原風景 ” のような親しみと拠りどころがあった。
その原風景に溶け込んだ冨永写真館に妻・洋子の幼少期の写真が飾られていた。


２０１２年８月２５日公開の映画「あなたへ」。

「遺骨を故郷（平戸）の海に撒いてほしい」と亡き妻・洋子から、
富山で刑務所に指導技官として勤務する夫・倉島英二 （ 高倉 健 ） のもとに1通の絵手紙が届く。

英二は洋子が生前には語らなかったその真意を知るため、
手づくりのキャンピングカーに乗り彼女の故郷・平戸まで１２００キロの旅に出る。
その道中でさまざまな人々と出会い、彼らと交流し、悩みや思いに触れていくうちに、
妻との何気ない日常の記憶が蘇ってくる。

山口県岩国市 「 巌流ゆかりの柳 」

吉川英治作の小説「宮本武蔵」のなかで、武蔵のライバル佐々木小次郎は岩国の生まれで、
錦帯橋一帯の柳とつばめを相手に独りで工夫し、「つばめ返し」の術を編み出したとされている。
小次郎のゆかりの地・岩国には、これにちなんで像とゆかりの柳が整備されている。

鹿はイカが食いたいだけなんじゃ！

クンクン。
え～え匂いがしよる。







お兄さん、ちょっとだけ舐めさせんさいや。







舐めさせんのなら、食べさせんさい。
ワシゃ～な～もせんけぇ、お姉さん逃げんでもええが、
ただひと口、そのイカを食わしてくれたらええんよ。