■ 所在地 / 鹿児島県鹿児島市吉野町
■ 竣工 / 慶応3年 ( 1867年 )
■ 設計者 / シリングフォード
■ 国指定重要文化財 ・ 国指定史跡
旧鹿児島紡績所技師館は、島津の磯庭園 ( 仙厳園 ) に隣接した場所にあり、
イギリスから招いた紡績工場の技師たちが滞在した本格的な木造洋館である。
一階部分は広く空間を取ってあるコロニアルスタイルの美しいゲストハウスである。
実際以上に広々としたスペースを感じることが出来る開放的な構造になっており、
四面に設けられたバルコニーと多面形のポーチが独特な雰囲気を醸し出している。
敷石などに凝灰岩を使い、細部に連続した造りを施している。
建物自体は初期のものらしく、小屋組みには日本の技術と尺寸が使われている。
旧鹿児島紡績所技師館へのアクセス
旧鹿児島紡績所技師館へは、国道10号線を挟んで向かいになるので
集成館関連遺跡を参考にして頂きたい。
駐車は、異人館前の無料駐車場が利用できる。
入館料は無料で、 ( 9時~5時まで )。
水曜日が休館となっている。