「 九州 ・ 沖縄 ぐるっと探訪 」

九州・沖縄・山口を中心としたグスク(城)、灯台、石橋、文化財および近代土木遺産をめぐる。

熊本県天草市 「 市ノ瀬橋 」

2013-01-22 00:11:02 | 熊本の石橋







































所在地 / 熊本県天草市本渡町下河内 下向
架橋  /  明治24年 ( 1891年 )
石工  /  大塚光治ほか3名
長さ   /   22.2m   幅   /  4.65m
拱矢  /   6m   径間  /  18.9m 
単一アーチ


市ノ瀬橋は本渡から富岡への旧県道にあり、広瀬川に架かっている。
架橋に関する文献資料によると、明治15年4月に最初の橋が架けられたが、
明治19年7月の洪水で落橋する。
本来、木橋に架け替え計画が進められていたが、石橋に変更されたとされる。



沖縄県伊良部島   「 豊見親比屋地御嶽 」

2013-01-22 00:09:28 | 沖縄の王墓、按司墓、拝所









御嶽に通じる御嶽道




比屋地御嶽は牧山の展望台の近くにあり、祭神は赤良朝金 ( あからともがに ) といい、
14世紀ごろ久米島から渡ってきて比屋地に住んだという。
住民に礼法や農法を教え、鍛冶で農具を造り、農業を督励した。
ここが島の集落の発祥地といわれ、鍛冶神、農神として崇めている。

その後、水源を求めて住民とともに西の方に移住し、伊良部元島の首長となった。
朝金の死後、人々はその徳を偲んで元の比屋地に御嶽を設け、島の守護神として祀った。
島人が最も崇拝した神で、島の大きな行事祈願はここで行なわれる。

明治期になると住民はさらに現在の字伊良部、字仲地に移動して行った。
伊良部・仲地・国仲・長浜の四カ字に朝金の分神を祀っている。
比屋地御嶽での行事は、旧暦1月に健康願い、4月にイモ豊作願イ、
8月に麦豊作願イ、世乞い、10月に火除け願いなどがある。
脇神に、近海の大フカを退治して命を失った氏親が祀られている。


所在地 : 伊良部町牧山



琉球泡盛 『 松藤 ( 三日麹 ) 』

2013-01-22 00:06:48 | 泡盛 ・ 焼酎 ・ 酒







沖縄で買って送った泡盛の久米仙と菊之露を空にして、
夕べは 「 松 藤 」 を飲んだ。
松藤は沖縄県金武町伊芸の崎山酒造の老麹山水仕込みで、
沖縄では珍しい恩納岳の軟水で仕込まれた酒は甘味があり、
味わい深く、ほのかに深みのある洋梨の香りがする25度の飲みやすい泡盛である。