「 九州 ・ 沖縄 ぐるっと探訪 」

九州・沖縄・山口を中心としたグスク(城)、灯台、石橋、文化財および近代土木遺産をめぐる。

長崎県平戸島   「 川内峠からの眺望 」

2013-01-18 00:09:33 | 探訪 ・ ドライブ



平戸島の川内峠














































川内峠は平戸島北部にある標高267mの峠である。
穏やかな起伏の草原の丘で、東西南北360度、海と島の絶景が愉しめる。
平戸の街や平戸城。さらには平戸大橋が望め、
天気がいい日は、遠くは五島列島や対馬も見ることが出来るスポットである。
春はヒラドツツジ、秋には黄金になびくススキが丘一面に広がる。
1955年に正解国立公園に指定された場所に含まれている。




沖縄県宮古島 ・ 平良綾道 ( ピサラアヤンツ ) 「 産業界之恩人記念碑 」

2013-01-18 00:06:44 | 離島めぐり














平良は ( ピサラ ) と称し、人の住むにふさわしい地。
綾道 ( アヤンツ ) は 「 美しい道 」 の意味で、それぞれ宮古コトバである。
平良五箇 ( ピサラグカ ) は、旧藩時代の間切りで、
西里、下里、荷川取、東仲宗根、西仲宗根の五村のことである。
この平良五箇の歴史を探して綾道を歩いたので、
これから少しずつ紹介して行きたいと思っている。


この記念碑は、大正14年7月に宮古神社が建立された際、
宮古の産業界の基礎を作った下地親雲上恵根 ( しもじぺーちんけいこん ) 、
砂川親雲上旨屋 ( うるかぺーちんしおく ) 、稲石刀自 ( いないしとじ ) の三者を顕彰し、
同境内に建立したものである。

碑の形状は縦264cm、横63cm、幅27cmの直方体のコンクリート造りである。
碑文は当時、沖縄史研究者として知られた眞鏡名安興 ( まじきなあんこう ) がまとめたものである。
表には 「 産業界之恩人・下地親雲上恵根、砂川親雲上旨屋、稲石刀自・記念碑 」
「 沖縄県知事正五位勲四等亀井光政書 」 の文字が記されている。

下地親雲上恵根は、1655年 ( 順治12年 ) に上国の帰途、松苗数本を持ち帰り、
大武山・島尻後に試植、さらに1681年 ( 康煕20年 ) に2000本の松苗を洲鎌村に植え、
造林の瑞緒を開いた。
砂川親雲上旨屋は1594年 ( 万暦22年 ) に御物宰領で上国の帰途中国に漂着し、
3年後、帰国に際し芋かづらを持ち帰り、栽培普及に努めた。
稲石刀自は、1583年 ( 万暦11年 ) に緩錆布を創製して琉球王国に献上した。
また宮古上布織製の端を開いた人物である。

碑文の内容は三者を讃えるとともに、今日の宮古の産業界の発展は彼らの恩恵によるものとし、
これを顕彰することで、今日および後世の人々に報恩報国の道を教示しようとしたものである。


所在地 : 宮古島市平良 西里




沖縄県宮古島 「 平良港西口水路灯浮標 」

2013-01-18 00:04:54 | 宮古の灯台







灯台表番号 7178
ふりがな / ひららこうにしぐちすいろとうふひょう
標識名称 / 平良港西口水路灯浮標
所在地 / 沖縄県平良港(平良港北防波堤灯台の西方約1.3km)
北緯  / 24-48-42 
東経  / 125-15-28 
頭標 / 緑色円筒形頭標1個付
塗色  / 緑色
灯質 /  群閃緑光 毎6秒に2閃光
光度 / 実効光度 49カンデラ
光達距離 / 4.0海里
水面上~灯火の高さ / 4.7m
業務開始年月日 / 昭和47年5月15日
光源 / LED(発光ダイオード)
電源 / 自然エネルギー(太陽電池)