
小田急美術館の 「 真夏の小倉競馬場 」
今から20年ほど前にJRA主催の 「 馬の絵展 」 という全国公募が行われていた。
その募集要項は、プロ・アマ問わず、馬の絵だけに限定されたものだった。
自分の馬の絵がどう評価されるかという思いから、その公募に1回だけ応募したことがある。
当時プロ・アマで800点ほどの応募があったと思うが、
その中で入賞・入選で選ばれたのが65点だったから
最初の挑戦で入選したことはラッキーだった。
その時に入選した作品 ( 油絵 ) が写真の 「 真夏の小倉競馬場 」 ( F8 ) である。
入賞・入選作は東京の小田急美術館を皮切りに、全国数か所で展示されたように思う。
ボクは東京へ行けないので、日本競輪選手会の広報が美術館に出向いて
写真を撮ってくれたものである。
当時、絵画以外にも抽象彫刻を制作していた。
それに熊本日日新聞にエッセイを連載していたし、同人誌にも寄稿していた。
もちろん競輪の練習をしてからの行動であるが、
この頃に1級土木施工管理技士と2級建築施工管理技士の免許を取得して
副業の建設会社を運営していたが、
町議会議員の当選にともない、法律で定められた 「 兼業の義務の禁止 」 から、
指名願いを取り下げ、しばらくの休業を経て廃業へと移行した。
わずか8年と短い期間だったが、その間に30種近い免許や資格を取得した。
また、土建屋との付き合いで始めた下手なゴルフもこの頃だったので、
「 カラダが5つくら欲しい 」 と、思っていた。
そうそう、忘れた頃に 「 馬の絵 」 展に入選した記念として文字盤に馬がついた腕時計と
日本中央競馬会の理事長から賞状が届いた。