「 九州 ・ 沖縄 ぐるっと探訪 」

九州・沖縄・山口を中心としたグスク(城)、灯台、石橋、文化財および近代土木遺産をめぐる。

JRA 「 馬の絵展 」 入選作 『 真夏の小倉競馬場 』

2013-10-01 04:42:46 | 絵画と個展



小田急美術館の 「 真夏の小倉競馬場 」





今から20年ほど前にJRA主催の 「 馬の絵展 」 という全国公募が行われていた。
その募集要項は、プロ・アマ問わず、馬の絵だけに限定されたものだった。
自分の馬の絵がどう評価されるかという思いから、その公募に1回だけ応募したことがある。
当時プロ・アマで800点ほどの応募があったと思うが、
その中で入賞・入選で選ばれたのが65点だったから
最初の挑戦で入選したことはラッキーだった。
その時に入選した作品 ( 油絵 ) が写真の 「 真夏の小倉競馬場 」 ( F8 ) である。

入賞・入選作は東京の小田急美術館を皮切りに、全国数か所で展示されたように思う。
ボクは東京へ行けないので、日本競輪選手会の広報が美術館に出向いて
写真を撮ってくれたものである。

当時、絵画以外にも抽象彫刻を制作していた。
それに熊本日日新聞にエッセイを連載していたし、同人誌にも寄稿していた。
もちろん競輪の練習をしてからの行動であるが、
この頃に1級土木施工管理技士と2級建築施工管理技士の免許を取得して
副業の建設会社を運営していたが、
町議会議員の当選にともない、法律で定められた 「 兼業の義務の禁止 」 から、
指名願いを取り下げ、しばらくの休業を経て廃業へと移行した。
わずか8年と短い期間だったが、その間に30種近い免許や資格を取得した。
また、土建屋との付き合いで始めた下手なゴルフもこの頃だったので、
「 カラダが5つくら欲しい 」 と、思っていた。

そうそう、忘れた頃に 「 馬の絵 」 展に入選した記念として文字盤に馬がついた腕時計と
日本中央競馬会の理事長から賞状が届いた。




馬の詩より  「 夢一夜 」

2013-10-01 04:39:10 | 馬の詩 ・ それぞれ...


『 夢一夜 』




キシュウローレルやテンポイントを
偲んでつくる詩たちは
いつも悲しい音がする
さよならなんて書けなくて
コトバはいつも嘘つきで
心はいつも素直すぎ
だけど馬が大好きで
馬のことばかり考えてしまう

ボクのキャンパスには
いろんな馬がやって来る
サイレンススズカにライスシャワー
テンポイントにメルシーアトラというように
いつも天から降りて来て
一晩中 駆け回る
まるで夢でも見ているように





福岡県上陽町の石橋 2 「 寄口橋 」

2013-10-01 04:37:20 | 福岡の石橋



やや扁平なアーチが美しい弧を描く








今も現役の道路として活躍している







ガッシリとした水切りがついた橋脚がアーチを支える







輪石には比較的に四角い石が使われている







橋の袂にある 『 ほたると石橋の館 』





所在地 /  福岡県八女市上陽町祇園堂 : 星野川
架橋  /  大正9年
石工  /  山下佐太郎
長さ   /   42.0m   幅   /  4.0m
拱矢  /    4.2m   径間  / 16.5m
環厚  /   75㎝   
二連アーチ



寄口橋は、星野川に架かる 「 ひふみよ橋 」 と呼ばれる石橋群の ” ふ ” にあたる
上流から2番目に架かる二連の橋である。
そんな寄口橋は大正9年に架けられ、
橋は全長約42m、幅員4m、径間(支点間の距離)16・5メートルの橋で、
現在も現役として利用されている。
石工は山下佐太郎で、山下佐太郎は八女郡出身の石工である。
上陽の石橋では他にも栗林橋や八重谷橋を手掛けている。

寄口橋はホタルと石橋の里公園と隣接し、橋の袂にはホタルと石橋の館がある。
ホタルと石橋の館は、上陽町の情報発信拠点としても活用されている。