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早朝5時、名瀬新港に入港したフェリー
奄美大島の 「 えらぶ 」 。
「 えっ!沖永良部じゃないの ? 」 って思われそうだが、
奄美の名瀬にある 「 えらぶ 」 である。
沖永良部島出身のおばぁちゃんが営む小料理屋だ。
ここでは、素朴な島料理が味わえる。
で、この店に入ったのは、
いつも行きつけの 「 かずみ 」 や 「 一村 」 「 花かげ 」 が
名瀬市内でGRAYのコンサートがあったため、どこも満席だった。
それで 「 ” 赤ちょうちん ” に誘われるまま入った。 」 という感じで、
ガラッと店の戸を引くと、カウンターにおじいさんとおばあさんが座っていた。
それ以外お客はいなかった。
そのカウンターに座っていたおばあさんが、
おもむろに 「 いらっしゃいませ! 」 と言って席を立った。
そしてカウンターの向こうに入って行った。
それで客は、カウンターのじいさん一人になってしまった。
「 ありゃ~えらいトコに入ってしまった 」 と思ったが、今さら出るわけにも行かず席に着いた。
料理を作っているおばあさんと席を立って中に入った二人がよく似た顔をしていたので、
「 おばちゃんたちは、姉妹やろ! 」 って言うと、
「 はい!そうです。似てますか? 」 と訊いて来た。
「 瓜二つやろ~ 」 って言うような会話をしながら、
ビールの1本でも飲んだら出ようと思っていたが、
出された島料理が美味しくて、宇検村から来たというおじいさんとも話が弾み、
結局、ご年配3人を相手に閉店まで飲んだ。
写真にはないが、カツオの刺身が新鮮で美味しくて、
追加して頼んだのを憶えている。
奄美にある 「 えらぶ 」 。ここに入って正解だった。
そして翌朝早くチカチカと名瀬の信号機が点滅するのを見ながら沖永良部へと向かった。