「 九州 ・ 沖縄 ぐるっと探訪 」

九州・沖縄・山口を中心としたグスク(城)、灯台、石橋、文化財および近代土木遺産をめぐる。

近代土木遺産 「 熊本大学構内建物群 」

2013-10-20 00:06:10 | 近代化産業遺産・土木遺産



五校記念館として公開されている本校舎








熊大のシンボルとなっている「 赤 門 」







明治22年のものとは思えないほどしっかりとしている







角ばった校舎にアーチが優しい正面玄関







本校舎横にある化学教室のコーナーストーン







大小の石を組み合わせたリズミカルなコーナーストーン







暖をとるためと実験のために備え付けられた煙突







化学教室の軒に付けられた飾り補強







機械実験工場の全景







連続したアーチ窓がリズミカルな機械工場の側面







排気のためなのか越屋根がついている機械工場






竣工  /   正門・本校・化学教室  1889年 ( 明治22年 )
        機械実験工場      1909年 ( 明治42年 )
設計者 /  文部省三等技師  山口半六 ・ 四等技師 久米正道
■  国指定重要文化財 ・ 登録有形文化財



風土を読み取り快適で長く愛される建物を造る。
得意な煉瓦とアーチのバランスのいい建物を多く作り出した
天才・山口半六によって手がけられた建物群は大学内にある。

山口は松江に生まれ若くして上京した彼の優秀さが買われてパリに留学し、
建築学を学んで帰国する。
そんな山口に官民双方の仕事が任されるものの病に伏すが、
それでも各地に名建築を残して行った。
現在の熊本大学内に残るのが正門、本校舎、化学教室と後年に独立した機械実験工場、
旧工学部図書分室などである。

本校舎と化学教室の煉瓦の壁面と数条の蛇腹と煉瓦を引き立たせる白いコーナーストーン、
屋根に突き出た煙突がアクセントをつけている化学教室。
大胆な連続アーチと越屋根が魅力の機械実験工場と、山口の遺産は豊富である。


熊本大学へのアクセス
熊本大学へは、熊本交通センターより産交バス武蔵丘、大津、吹田団地方面行きにて
熊本大学前バス停下車。車は国道3号線淨行寺交差点より県道337号線に入り、約5分。
駐車は、校内入り口の守衛に許可を得て指定された駐車場所に駐車した。
見学は現大学であるため、なるべくならば日曜日をお薦めしたい。


「 検車場にて・・・ 」

2013-10-20 00:05:31 | 競輪・オートレース








この写真は久留米競輪場の検車場で初日の選抜戦で2着になって降りて来た時に
後輩がバカちょんカメラで撮ったものである。
今はデジカメという優れ物が出回っているが、
当時はデジカメなど無く、参加中にカメラを持って来る者など居なかったので、
こうした写真が残っているのは貴重である。


競輪場の中の検車場は参加選手が多く集まる場所である。
レースに出る者、レースを終えて帰って来た者。
自転車の掃除や整備をする者、レースに備えてアップをする者、
そして、同県の選手のレースを見たり、
レースを終えた選手の自転車を取に行くのを待機したりする場所として
検車場の中は多くの参加選手でごった返している。

レースを終えるとそれまでの緊張から解放され、多くの選手が饒舌になる。
勝ったら勝ったで勝因を自慢げに語り、負けたら負けたで反省を口にする。
そんな話に周りが激励したり同情したりする。

レース前は苦虫を噛み潰したような顔をして寡黙だった者が、
レースが終わると、勝負やオッズやプライドなどのプレッシャーから解放され、
心なしか表情が弛む。
その解放も翌朝までのわずかな時間だが、
それでもアタマのどこかで次の日のレースを組み立てている。




ムサシのタオル

2013-10-20 00:04:33 | 柴犬 ムサシとピース



ムサシ専用のバスタオル







ムサシのネームを入り







寝る時はハウスの中に敷いている





このバスタオルはムサシ専用のタオルである。
今までもバスタオルを使っていたが、
注意して洗濯などしないと、
人が使うものと見分けが付けにくいので、刺繍を入れた。
同じタオルでもこうすれば、一目瞭然である。

ムサシも家族の一員だから、家族が使うものと同じにしている。