右 ( 県道側 ) から左へ斜め勾配がついている
橋は拡幅され、上部はコンクリートで頑強に造られている
上流側から見ると右から左へ傾斜がハッキリと分かる
やや扁平なアーチに引き締まった壁石
下から見ると下流側を鋼材で拡幅補強されている部分が確認できる
輪石は橋台でなく川底から直接出ている
橋の袂にある路標に設置された説明版
通路部はアスファルト舗装されており石橋だとは気付きにくい
かつて下八重谷橋が架かっていた場所にある説明版
昭和62年9月まで下八重谷橋が架かっていた場所
所在地 / 福岡県八女市上陽町八重谷 : 横山川
架橋 / 大正10年
石工 / 山下佐太郎
長さ / 15.5m 幅 / 2.4m
拱矢 / 3.5m 径間 / 13.0m
環厚 / 56㎝
単一アーチ
八重谷橋は、大正10年頃に架橋された橋で、
路面は写真左手から右手へ下がるように少し傾斜がある。
下流側に鋼材によって拡張されており、輪石との違いが下から見るとよく解かる。
壁石のコンクリートによる補強はなく、上部だけコンクリートで拡幅されている。
頑強に組また輪石は大きくアーチの頂部は直に路盤になっている。
案内板の整備は、各石橋まだあまり行われていないが、
何故か?この橋には設置されていた。
ここから150mほど下流に下八重谷橋が架かっていたが、
昭和62年9月に解体されている。