

やや扁平なアーチ橋が周囲の景色に溶け込んでいる

山の緑と民家が長閑な雰囲気を醸し出している

シッカリと目の詰まった壁石が橋を重厚に見せる

下から見ると幅3mの橋が細く見える

きれいに切りそろえられた輪石

現在も生活道路として活躍している
所在地 / 福岡県八女市上陽町藤木 : 横山川
架橋 / 昭和4年
石工 / 萩本卯作
長さ / 22.1m 幅 / 3.0m
拱矢 / 5.0m 径間 / 20.5m
環厚 / 80㎝
単一アーチ
枕橋は、横山川にかかる石橋で、寄口橋より歩いて3分程のところにある。
橋は萩本卯作によって昭和初期の架けられたものである。
近年のようなしっかりした構造で造られているが、
その点、侘び寂と言った趣きに欠ける気がする。
ただ、周りの風景に溶け込む橋の姿は、観る者を魅了する。