![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/6f/77b2afc30ad16c3f7c1e3b65d9ebde2a.jpg)
川面に眼鏡が映る下流側の川の中からの光景
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/40/fac07b6b0973e54f90a88e0f9ade19e5.jpg)
上流側から見た橋
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/ab/dd22d930ecd03a0d0c9b57af53022ad9.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/0f/8a14f7d428d81c4dd4a089aa33212fc5.jpg)
大きな輪石とびっしりと目の詰まった壁石
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/3d/2b7f42b870ec5058228c313c00869e84.jpg)
岩盤の上に築かれた橋台には上下流側ともに水切りが施されている
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/38/2abbb2a2da08cf436bff93c27d815e22.jpg)
径間が異なる二つのアーチは橋脚から出た左右のアーチ角度で違いが分かる
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/0f/72f0e98e3eb159136e12ffcc6c020b66.jpg)
橋名がひらがなで刻まれた親柱
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/1e/1bf4cbf3c6e86618af6132757b11b06f.jpg)
昭和四年十一月と架橋年月が刻まれた親柱
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/36/a02c43d4ebe7b55b676f124e9190cfc5.jpg)
現在も生活道路として活躍している
所在地 / 福岡県八女市上陽町栗林 : 星野川
架橋 / 昭和4年
石工 / 山下佐太郎
長さ / 39.1m 幅 / 3.7m
拱矢 / 4.5m
径間 / 大 18.9m 小 12.0m
環厚 / 60㎝
二連アーチ
栗林橋は上陽町の星野川上流の栗林地区に架かる二連の石橋である。
この橋の以前には一連の石橋が大正7年に架設されていたが、
大正10年6月の大洪水で流失し、
その後、木橋が架設されたが、昭和3年にまたも洪水で流失してしまった。
それで昭和4年に再々度架設されたのが今の石橋である。
国庫補助 2,370 円、村費 479 円、一般寄付 2084 円 合計 4,933 円で架設されたものである。
橋のアーチは左右で大きさが異なり大きい方は径間が約19mあり、
小さい方は12mになっている。
橋は栗林地区の生活道路の橋として、今も現役で活躍している。
また、去年の九州北部豪雨で被害が出ており、現在もその復旧工事が行われている。