階段の上にあるアマミチューの墓 ( 拝所 )
島の入り口に立つ路標
アマミチューの説明版
満潮の時は渡れないが干潮時は歩いて渡ることが出来る
遠くから見ると崖の中に隠れるように見える
望遠で見ると墓の上の左側に逗子甕ではないが骨壺のようなものが見える
独立した島になっているアマジン
浜比嘉島の比嘉港のそばにあるアマジン岩にアマミチューの墓がある。
アマミゾ嶽 ( 神名イシヅカサノ御イベ ) と称する拝所である。
アマミキヨは、辺戸岬や佐敷、百名に足跡をとどめた伝承がある。
アマミキヨは津堅島に上陸したが、水が乏しく安住の地ではないと思い、
浜比嘉島の久場岩 ( 久場島ノ嶽 ) を足掛かりに上陸して、
兼久のシルミチュー洞穴で暮らし、死後、アマジン岩の横穴に葬られたと伝えられている。
明治20年ごろに古骨が散乱しているのをまとめ、石積みセメント造りの墓にしたものである。
碑文より
字比嘉の東方海岸にアマンジと呼ばれる岩屋の小島があり、
そこに洞穴を囲い込んだ墓がある。
地元では琉球開びゃく伝説で有名なアマミチュー、シルミチューの男女二神及び
他の神が祠られていると伝えられている。
毎年、年頭拝みには字比嘉のノロ(祝女)が中心となって島の人々多数が参加して、
豊穣・無病息災・子孫繁昌を祈願している。
また、古くから各地からの参拝者が絶えない、信仰圏の広い貴重な霊場である。
文化財保護条例により、勝連町文化財に指定します。
平成7年2月20日 勝連町教育委員会