
平安座西グスクの頂部にある拝所

拝所の手前にある虎口 ( 城門 )

頂部拝所に続くグスク道

人工的に造られた階段

グスクへ続く道を300mほど歩かねばならない

グスク道にある石垣

グスク頂部からの眺望 ( 金武湾 )

沖縄石油ターミナルの施設内

西 ( イリ ) グスクの入り口

沖縄石油ターミナル内にある石油タンク
平安座西グスクの入り口まで沖縄石油ターミナルの人に連れられ入り口まで行くと、
そこからグスクまで一人で歩いて行った。
その途中、どこからともなく一頭の黒い蝶がやって来てグスクの拝所まで道案内してくれた。
何度か写真を撮ろうとカメラを構えると逃げ、それを止めるとまたどこからかやって来た。
その繰り返しでグスクの頂部までたどり着くと蝶はひらひらと天高く舞い上がって行った。
不思議なことがあるもんだと思った。
こんな経験はその後、石垣島のイシスク山グスクや久高島のテミィグスクでもあった。
平安座西グスクは、築城年代、築城者については不明だが、
一説には勝連城主・浜川按司の二男・高花按司だと伝えられている。
現在、沖縄石油ターミナル敷地内に取り込まれているため、
許可がなければグスク内に立ち入る事はできない。
グスクには、野面積みの石垣が頂部を囲むようにめぐらされている。
グスク内の祠には神名 「 島添え御イベ 」 が祀られている。
平安座西グスクへのアクセス
平安座西グスクへは、与勝半島から海中道路を通って、
平安座島の石油コンビナートまで入って行って、
沖縄石油ターミナルの許可を経て敷地内へと入り、グスクへと進むが、
ターミナルの許可の前に地元の自治会の承諾・許可がなければ、中に入ることは出来ないし、
また、入場前に厳しい身体チェックや持ち物チェックがある。