宵山で「山鉾建て」と「屏風祭」を堪能して翌日、祇園祭のハイライト「山鉾巡行」を先頭の「長刀鉾」~~今年の17番目の「菊水鉾」まで見てきました。全32山見るには立ち見は辛くて、断念してしまいました。
先頭の「長刀鉾」の「見送」(後懸)ですが、小さくてすみません。
前から撮った写真3枚は暗くて失敗でした。
立ってた場所が逆光だったのかも・・雨も降ったりしてたので光のことは頭になくて・・
「太子山」聖徳太子を祀る山。他の「山」は皆、真木に松を立てるそうですが、この山だけは、杉を立てています。前懸が撮れなくて残念でした。なんでも、中国秦代「阿房宮図」の刺繍だとか・
「白楽天山」。山上は白楽天が、道林禅師に仏法の大意を問う場面です。これも「前懸」が撮れてません。
トロイ戦争の場面を表した16世紀ベルギー製毛綴だそうです。
「見送」(後懸)は、ゴブラン織で18世紀フランス製。
「函谷鉾」(かんこぼこ)鉾の名前は、中国戦国時代の、函谷関における故事によるもの。「前懸」は、重要文化財です。
横懸と、見送。
「木賊山」(とくさやま)。世阿弥作の謡曲「木賊」を題材にした山です。
山の構造は、重量1.2~1.5?で、山上に御神体、朱大傘、真松(杉)が置かれ、水引、御幣、前懸、見送等で、装飾されたものを、轢いたり担いだりされます。
巡行のP2はまた明日UPします。