クチバシはな、長けりゃええもんとちゃうねんで。
マリンピア松島の故ナシ王、鋭く尖った細いクチバシが、見る者を恐れさせます。つつかれたらさぞ痛かろう・・・。
ナシ君は身体大きめのどっしりタイプでしたが、ご覧のようにクチバシは繊細です。
あ、ところで。ペンギンが「つつく」場合、どうやらグサッとひと突きするのではなくて、クチバシ先端で鋭くつまんで引っ張っているようです。超高速で。本気でやられたら、穴があくでしょうね。
最大に開いた時の両クチバシ先端の距離は、キングが最長だそうです。クチバシが一番長いということになります。
だけど、そんなに大きな獲物を捕らえて食べるわけじゃなさそう。だって、飲み込める大きさまでです。
ご親戚エンペラーと比べてかなり大きなフリッパーと同じく、放熱のご用にたっているのかも?と思うのですが。