若造だからって、クチバシはキイロくない。どっちかというと、黒い。
モデルは海遊館若王様のジュニア(勝手に命名)、2011年生まれ。幼綿羽を脱いでまもない頃、2012年6月の写真です。
ほかにも、キングの亜成鳥は、黄色部分の色が薄いし、白と灰色の部分を分ける黒線が細い。
それと、頭頂の黒い羽が、かなり黄色っぽく見える。まるで金のパウダーをかけたようですが、見方によっては「生え方がうすく」見えちゃいます。
さらに、目の色も少し薄いです。この写真では見えませんが。
同じくジュニア、3ヶ月経って9月のお姿。
下クチバシにピンク色が出てきました。まだちょっとくすんだ色合いですが。(この部分、嘴片(しへん)というそうです。)
頭の上は、まだ黄色がハッキリ見えますね。
もちろん個体差も大きくて、亜成鳥姿になったらいきなりピンクっぽいクチバシという例もあります。
成鳥でも、換羽直後や光の当たり具合で、頭のてっぺんが黄色く輝いていることも。