Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

バイエルンの雪景色

2005-11-22 | アウトドーア・環境
例年ならば10月から4月の半年間は、冬タイヤを装着する。しかし今年は、10月には全く必要なく、乗り心地や騒音、燃費等で劣る冬タイヤを出来るだけ使わずに夏タイヤで過ごしたい意思もあって、結局11月17日までは夏タイヤで走行した。現在付いているタイヤは、高級車用メーカーのコンチネンタル製であるにもに関わらず、甚だ居住性が悪い。走行音が道路上での転がり音に代わって、エンジンのローリングのような唸り音になったのですこぶる気分が悪い。燃費を謳っているだけあって、加速感などは大変良く、コーナーリングなども良いが、雪道ではどちらも役に立たない性能である。

曇り空のワイン街道を出発する時には、朝九時過ぎても未だ氷点下のままで、バイエルンでの雪は当初から予期されていた。例年ならば当然の事ながら、翌朝ミュンヘン郊外のシュタルンベルガーゼーで本格的な積雪の朝の情景に遭遇した。

地元の人は慣れているとは言うものの、方々で出勤の足に障害が出たという。ホテルの窓の下では、除雪車が車にぶつかる事故が朝6時前から起きていた。空が明るくなって来てからギムナジウムの生徒達が、次々とバスに乗り込んで行く。二台ほど遅れて女の子が急いでバス停に向っているのを見かけた。足元に気を付けながらも、慣れたその所作が可愛らしい。朝寝坊をしたのか、雪の処理を手伝わされて遅れたのだろうか。

車を出すため、屋根に積もった15センチ以上の雪を落とすのに時間を掛けた。しかし見る見るうちに、新たな降雪にガラスは塞がっていく。案の定、幹線道路に出るまでは横滑りしながらの走行となり、緊張を強いられる。どうも今使っているタイヤは横ずれしやすい。幹線道路も渋滞しており、高速道路もなかなか飛ばせる状態ではなかった。
コメント (13)
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