二年前にカレンダーの安売りについて書留めた。ますます興味ある図案は見つからなくなってしまった。本年はドイツ企業が海外のお得意さんに配るようなレヴェルの物しか手に入らなかった。
絵画は、これまたお馴染みの印象画や現代画も殆ど残っておらず、そうした高価な物は仕入れを控えているようである。天使画集の中版のものを購入したが、嘗て壁を飾った画像と何枚ぐらい重なっているだろうかと思う。それでも一月分マネリスムのロッソ・フィオレンティーノのリュートを掻き毟る像や二月分メロッツォ・ダ・フォルリの「ヴィオラを弾く天使」、アレクサンドレ・カバーネルの「ヴィーナスの誕生」以外はそれほど覚えが無い。
もう一つは、良く知らない山の姿をその情報と共に学びたいと言う気持ちで、アルペン協会のものとシュタットラー出版の物が売られていたが、後者を購入した。これも確か昔はバイエル社が使っていたようなカレンダーであるが、二週間捲りになっているので、情報量は多い。
誰もが知る大岩壁も巨峰が主に扱われているわけでは無いからこそ、役に立つ情報なのである。こうした山や谷は、スキー場の近くにあるとかでしか印象に残らず、ここでスキーツアーや登山の推薦コースが示されて、その山容が映し出されてこそ、その山域を習えるのである。
例えば、1月29日から2月11日つまり第五週第六週の掲載分は、オーバーバイエルンのアルプシュピッツェの北壁が載っており、その推薦ルートと共にスキーを担いでの冬の岩稜や氷壁登山をイメージさせる。標高2600メートルであるからスキー場外れの山には違いないが、こうしたところでも遊べる可能性があるのは確かである。
決して調べる事の無い、どこかで役に立つ情報が身近に転がしておくのが良い。新聞の定期購読などが、ネット配信とは異なる情報の源となるように、旧メディアにも新メディアには無い利点がある。
絵画は、これまたお馴染みの印象画や現代画も殆ど残っておらず、そうした高価な物は仕入れを控えているようである。天使画集の中版のものを購入したが、嘗て壁を飾った画像と何枚ぐらい重なっているだろうかと思う。それでも一月分マネリスムのロッソ・フィオレンティーノのリュートを掻き毟る像や二月分メロッツォ・ダ・フォルリの「ヴィオラを弾く天使」、アレクサンドレ・カバーネルの「ヴィーナスの誕生」以外はそれほど覚えが無い。
もう一つは、良く知らない山の姿をその情報と共に学びたいと言う気持ちで、アルペン協会のものとシュタットラー出版の物が売られていたが、後者を購入した。これも確か昔はバイエル社が使っていたようなカレンダーであるが、二週間捲りになっているので、情報量は多い。
誰もが知る大岩壁も巨峰が主に扱われているわけでは無いからこそ、役に立つ情報なのである。こうした山や谷は、スキー場の近くにあるとかでしか印象に残らず、ここでスキーツアーや登山の推薦コースが示されて、その山容が映し出されてこそ、その山域を習えるのである。
例えば、1月29日から2月11日つまり第五週第六週の掲載分は、オーバーバイエルンのアルプシュピッツェの北壁が載っており、その推薦ルートと共にスキーを担いでの冬の岩稜や氷壁登山をイメージさせる。標高2600メートルであるからスキー場外れの山には違いないが、こうしたところでも遊べる可能性があるのは確かである。
決して調べる事の無い、どこかで役に立つ情報が身近に転がしておくのが良い。新聞の定期購読などが、ネット配信とは異なる情報の源となるように、旧メディアにも新メディアには無い利点がある。