Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

陽気な音で埃をたてる

2007-02-25 | テクニック
使っているワークステーションが大きな音を立て出した。陽気のせいで室内温度が上がり、冷却ファンの回転数が上がったのかなと思いながら使っていたが、騒がしいので出来るだけ消したいと思うようになった。

昨年10月に掃除をしたあと、床に設置しておいた本体に足を付けて、八センチほど浮かすようにしてある。床の埃の吸入状態を変える為である。その時の掃除で、吸入側も排出側も網が詰まり、冷却空気の循環を悪くしていたからである。

床から少し離したことで、埃の吸入状態は改善されたと認識していた。そこで、ケースを開けて、その状態を改めて確認する。

回転数が上がった原因は、吸入口の網が埃で詰まっていた事から直ぐに認定出来た。それも下向きの吸入口の詰まり方が激しい。謂わば、吸入ファンが起こす吸入の空気の流れが確認出来た。反対に排出側は、以前と比べ埃があまり確認出来なくて殆ど問題なかった。内部も前回に徹底的に掃除をした時と比べてあまり変化は無く、十分な排気が出来ていたという兆候であろう。

具体的には掃除機の先に細いノズルを付けて、埃を吸い込ませるのである。使っているDELLの箱は、前面の吸入口がエンブレムのついた胸掛けでカヴァーされているようになっていて、その間にノズルが入り難い。その外し方も分からずに無理やりノズルを押し込むと、パリッと止め具が飛んで、その一箇所が外れた。そのお蔭で、胸掛けを内側へ折るような形で、外れるようになっていることがやっと判明した。壊れた止め具を瞬間接着剤で取り付けて、元へと戻し修理する。

今回の経験から、床から浮かすことで十分な吸気が出来て、同時に排気側の詰まりを避ける事が出来て、尚且つ吸気側の比較的容易なメンテナンス方法も確認出来た。

箱内に都合幾つの換気ファンがついているか数えていないが、コンピューターの騒音はこれが原因である。メーカーによって、またその生産国の感覚によって、箱の冷却音の違いは大きい。マッキントシュなどもその材質などから音に高級感はあるが、決して十分に静かとは断定出来ない。

冷却のための換気は決定的な要因なので、生活の埃の多い同じ室内に設置する限りはどうしても小まめに埃取りをしてやらなければいけない。そうなるとメインテナンスのし易い箱がやはり使い良い。またそれが可能ならば、騒音も抑えられることになるのである。
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