Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

おかしな香味の行方

2007-07-01 | ワイン
おかしな香りと味ワインを購入した。そのおかしな味をビニールと評する向き もある。実際のところ、化学溶剤を連想させるので、酢酸エチルから二日酔いの元凶アセトアルデヒドの辺りを考えれば良いのだろうか。

醸造するときにエタノールに付随して生まれてくるものなのだろう。しかし通常のワインは、こうした香りなどはあまりしないので、その其々の土壌の成分からこうした傾向が生まれるのがリースリングの面白味である。

しかし、ビニールなどと聞いて、シンナー愛好者でもなければ、そのような嗜好品に触手を伸ばす者は殆どいない。だから変な味がどのように変化するかと思って、態々これを購入したのである。

さて、この味を、パイナップルとその皮に近い場所の味とするとどうだろう?誰もがそんなワインを飲んでみたくなるではないか。更に後味が、トコロテンの喉越しとしたらどうだろう。

この醸造所のワインは酸が強い。その分、こうした土壌の影響を受け易いリースリングの特徴が表に直に出る。しかし、こうしたワインを高級ワインと呼ぶが、どうしても10ユーロ以下ではなかなか手に入らないのである。

一昨晩から、胃酸過多で具合が悪い。理由は色々と想像するのだが、またまた酸の強いリースリングを開けて飲むと余計に胃が堪える。

途中ペパーミントの味をワインに楽しんでいたが、流石にそれも日が経つと酸だけが強く残る飲み物と化してしまう。そして、そのバランスの崩れに、どうしても隠されていた野暮ったさが見えてくるのも事実なのである。

こうなると、通常のワイン愛好家の手はなかなか伸びないであろう。
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