社団法人国際観光旅館連盟と言う団体が日本旅行する外国人のために作成したハウツー冊子がある。英語、朝鮮語、二種類の中国語で書かれたこれを見ると面白い。
夕食の説明を見ると、米が主食で、野菜や魚が菜としてつくとあり、各地域によって、季節や献立によって独特の香味を自慢としていると書いてある。さらに、色目や味や形状を活かすために、器がそれを引き立たせるように調和されてもてなされるとある。
そしてその前のページには、旅館で出される典型的な夕食が示されている。その下にフォークとナイフを貸して下さいと言う文句が添えられている。しかしその菜を見れば、全て箸で 腑 分 け 出来る魚や煮物や細かく切られた刺身や薄切りのしゃぶしゃぶなどであって、デザートのメロンには匙がついている。
それを見ていて思ったのは、先日来箸の美しい使い方の指導を考えていたことで、天ぷらを箸で食べる方法なのである。これは、白身の魚の場合を除いて、箸では食べることは難しい。噛みついて歯型を残しながら戻すしかないからである。この場合は、ナイフとフォークの方が間違いなく近代的なエレガンスだろう。
なにも禅の食事のようなものだけを日本料理とは思わないが、天ぷら類はこれだけみてもやはり違うことが判る。さらにもっと違和感のあるのが、久方ぶりに蝋細工の写真を見て、フライなどの揚物一般やトンカツなどのそれにキャベツなどがつく、ウースターソース類をかける日本食である。これらの食事は、高級洋食を真似て家庭で試みたのが、何時しか極一般の日本の家庭料理になったのが大衆食として逆流して外食として定着したのだろうか?
要するにその食べ方に、独特な作法が流布していて、滑稽なものに違いない。そのように見ると、細く切った蕎麦類なども独特で、元々は団子であったのが何時の間にか、吸い込むような流儀が生まれたのだろう。と言うか、中華料理にも無いような食べ難い食事の形態がそのまま流布しているようである。その時点で、朝鮮半島で米を銀の匙で食するように、滑稽を防ぐ方法がなぜ生まれなかったのが不思議である。
その点から、くしかつや鉄板焼きは代表的な 美 し い 日本料理であるかもしれない。しかし、焼き鳥などは明らかに サ テ などの大陸から来た料理法に見える。一時、流布していたライスと呼ばれる粘り気のある水稲をフォークの背中に乗せる方法は、英国の潰した豆などを食べる作法の流れを汲むようだが、大陸では奇妙奇天烈でしかない。そのような米食の影響もあってか、畳みの上では扱い難いナイフとフォークの食生活よりも洋風料理と言うのがどうも箸に馴染んだようである。
夕食の説明を見ると、米が主食で、野菜や魚が菜としてつくとあり、各地域によって、季節や献立によって独特の香味を自慢としていると書いてある。さらに、色目や味や形状を活かすために、器がそれを引き立たせるように調和されてもてなされるとある。
そしてその前のページには、旅館で出される典型的な夕食が示されている。その下にフォークとナイフを貸して下さいと言う文句が添えられている。しかしその菜を見れば、全て箸で 腑 分 け 出来る魚や煮物や細かく切られた刺身や薄切りのしゃぶしゃぶなどであって、デザートのメロンには匙がついている。
それを見ていて思ったのは、先日来箸の美しい使い方の指導を考えていたことで、天ぷらを箸で食べる方法なのである。これは、白身の魚の場合を除いて、箸では食べることは難しい。噛みついて歯型を残しながら戻すしかないからである。この場合は、ナイフとフォークの方が間違いなく近代的なエレガンスだろう。
なにも禅の食事のようなものだけを日本料理とは思わないが、天ぷら類はこれだけみてもやはり違うことが判る。さらにもっと違和感のあるのが、久方ぶりに蝋細工の写真を見て、フライなどの揚物一般やトンカツなどのそれにキャベツなどがつく、ウースターソース類をかける日本食である。これらの食事は、高級洋食を真似て家庭で試みたのが、何時しか極一般の日本の家庭料理になったのが大衆食として逆流して外食として定着したのだろうか?
要するにその食べ方に、独特な作法が流布していて、滑稽なものに違いない。そのように見ると、細く切った蕎麦類なども独特で、元々は団子であったのが何時の間にか、吸い込むような流儀が生まれたのだろう。と言うか、中華料理にも無いような食べ難い食事の形態がそのまま流布しているようである。その時点で、朝鮮半島で米を銀の匙で食するように、滑稽を防ぐ方法がなぜ生まれなかったのが不思議である。
その点から、くしかつや鉄板焼きは代表的な 美 し い 日本料理であるかもしれない。しかし、焼き鳥などは明らかに サ テ などの大陸から来た料理法に見える。一時、流布していたライスと呼ばれる粘り気のある水稲をフォークの背中に乗せる方法は、英国の潰した豆などを食べる作法の流れを汲むようだが、大陸では奇妙奇天烈でしかない。そのような米食の影響もあってか、畳みの上では扱い難いナイフとフォークの食生活よりも洋風料理と言うのがどうも箸に馴染んだようである。