Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

ゲマインシャフトの人種

2008-09-25 | 生活
腕が病める。

八月から待たされてやっとA・クリスツマンで最も単純なシュペートブルグンダーを試飲することが出来た。岩場に出かける前の試飲だったので一口二口口に含んだだけであったが、2007年産の優秀さは確認出来た。赤ワインでも愉しみなヴィンテージである。今まで飲んだ中では最も良い年のようにさえ感じた。

酒気帯びになることも無く岩場へと辿り着いた。結構寒空の中を黙々と登るのも良い。比較的健闘した。四月からの初心者の親仁がその体格と腕力でなかなかやるのをみていると、危なかっしいなとは思うが、何れ小さな怪我をするまでは突き進んだ方がやはり本人のためになるだろう。

何処が初心者は違うのか、子供の頃から自然に身についたものも癖もある自分には分からないことも多いが、場をこなしていないだけに、最も安全で無理の無いポジションやモーションにもっていくことが出来無いのは知らなければ当然だろうと思われる。

逆に、経験があるとどうしても安全な方へと体が動くようになるので、もしくは苦手な動きを自然に避けてしまうような傾向がある。

それにしても毎週岩場に通う面子は、やはり会(ゲゼルシャフト)の他の面々とは全く違う人種である。なにがどう違うのかは判らないが、子供の頃からこうした人種に馴染みのある自分はまさにここに含まれるようだ。

一種の気侭さのような、組織立てたことよりも同志のパートナーシャフトを重要視するゲマインシャフト指向の人種と言えるだろうか。

また、日曜日にお誘いを受けたが、筋肉痛は引くだろうか?スポーツクライミングの域に達するには、機会があれば逃さずに、こつこつと続けていくしかない。

それにしても息が上がったのは口に含んだ赤ワインのアルコールの為と後で合点がいった。
コメント
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