Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

個人で態々訪れる価値

2013-02-05 | 生活
ドイツ高級ワイン協会VDP会長クリストマン氏と肉屋でまた出会った。前回は催し物のためのザウマーゲンなどの買い物のようであった。それで「今日はプライヴェート」と聞くと「そりゃ、個人でも買うよ」と土曜日の朝早くからそこまで二十分近くもかけて来ていることを表現していた。

丁度前日にクリストマン醸造所の2005年産のピノノワールを開けたところであった。2003年よりも良い年だと言われる年度であるので何本か残してあるが、流石に比較的単純なSCは飲み頃かと思って開けた。基本的には若干苦味が感じられるほど酸が弱っていたようで、少し飲み頃を過ぎていたようだ。同じように残してある上級のオェールベルクの飲み頃を予想するには重要である。

その一週間前ほどには2009年産のゼーガー醸造所のスタンダードなピノノワールを開けた。印象は若干言われてみるとジャム風であった。ここの醸造所としては珍しく果実風味がよく出た2009年だからそのようになったのだろう。しかし独自の石灰の土壌は綺麗に出ていて八ユーロもしない価格としては最高品であった。

シーズン34日目と35日目を終えた。34日目の金曜日は大成功だった。先ずは新たに設置された短い四から六級程度の三ルートを登りつくした。最後のそれは右へへ左へとジグザグになっていて、高度の割には長くて、比較的複雑であった。そして、満を持して庇越えに挑む。その場所に二年ほど前から試していたが、確か七級で核心部で辛苦を飲まされていた場所である。現在は弱点を縫うような六級上があって、登れることは自信があったが、形状も複雑で試してみなければわからなかった。案の定庇の乗り越しが複雑で、島に両足を揃えてようやく上の手掛かりに届いた。乗り越しも容易ではなかったが、そのあとのか垂壁からかぶり気味の終了点までも手掛かりが少なく難しそうに見えたのだが落ち着いて熟せたのはとても自信になった。如何に乗り越しで腕力を使わずに乗り超えられたかの証明だからだ。

日曜日は、支部の会長や眼鏡親方、若いリーダーなど八人ほど集まったので各々が練習をした。再びトップロープの七級マイナスを試したが、まだ完ぺきに決まらないところがある。それでも、金曜日の成果を踏まえて、七級へとグレードアップしていく準備は着々と整えつつある。



参照:
フランススーパー売りのワイン 2012-10-09 | ワイン
二年目の真価を示すとき 2012-07-13 | ワイン
距離の伸びそうな冬模様 2011-10-25 | 料理
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