Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

雨のナーヘの谷を回遊

2014-09-14 | 試飲百景
雨降りの中をナーヘ渓谷へと向かった。アウトバーンでラインヘッセンに入るまでの工事渋滞が激しかった。通勤時間もあるが、ご近所感ののあるアルツァイまで、給油時間などもあるが自宅から一時間以上の掛かっていた。その後のバート・クロイツナッハなどは直ぐに通過していて気がつかなかったほどだ。

先ずは予約していたデーノッフ醸造所のグローセスゲヴェックスを取りに行くためにトライザムの「赤い岩壁」を目指して出かけた古いナビゲーションには醸造所の町の名前が出てこないからだ。それほど田舎なのである。今回は自動車クラブのルートプランナーを持っていたが、ナヴィは違う方へと導き、偶々閉鎖中の推薦ルートを通らずに済んだ。その分若干大回りになったかもしれないが、今後このように毎年回って走るだろうから、土地勘を身につけるには大変都合がよかった。アルプス以北の最大岩壁でのクライミングもいづれ兼ねることになるだろう。

それにしてもあの谷筋の感じは二十五年前と殆ど変わらなく、辺境にやってきた感じが強い。その醸造所の甘口ワインが日本で親しまれていたことの方が凄いことと思われる。予定していた前回応対した恐らく御嫁さんとは違って、その娘さん風の人が応対した。リースリングが売り切れていてもデュセルドルフ辺りからお客さんが来ているのには驚いた。甘口を試飲しているのか、ピノブランを試飲しているのか?

勘定をカードで払えるのかどうかも関心ごとだったがECカードが問題なく使えたどころか、私の名前の最初の頭文字だけで名前が出てくることにも驚いた。意外に顧客名簿が小さいのかどうか、この辺りは試飲会に参加しないとなんとも分らない。持ち帰る割引もざっくりと引いてくれて、なるほどこの地方の経済感覚やその営みの感じに前回の訪問同様に触れた感じがする。そう言えば二十五年ほど前に訪れたワイン農家もいやに素朴でホスピリティーのある感じだったのを思い出した。

さてそこから谷奥のモンツィンゲンを目指して、田舎町を通り抜ける。素晴らしいカトリックの聖堂などがあり驚かされる。この辺りは観光化されていないだけに、素朴な田舎町が残っていてとても面白い。国道に戻り暫く走るといつものシェーンレーバー醸造所のワイン山が見えてきた。雨に濡れて美しい。

さて試飲の結果は、グーツリースリンクからある程度予想していたが、それほど良くはなかったが、それほど悪くなかった。2012年とは異なり、汚れ感が逆に味になっていたように感じたのはフリューリングスプレッツヘェンである。それがグローセスゲヴェックスになると引っかかり感になって、同じような傾向はもう一方のハレンベルクの方にもあって、この醸造所特有の透明感とはなっていなかった。

他の醸造所などでは、醗酵が止まってしまうなどを聞いたが、ここではむしろ最後まで進んだ様で、むしろ辛口となっている。酸が強いこともあるが、2010年ほどではない。若干酢酸的なそれも感じられたが、東都のバランスは悪くない。また、ハレンベルク系では、バリック的な味があってこれも不思議であった。これは決して樽ゆかりではなくて土壌感なのだが、不思議な感じである。この辺りも、先のデーノッフ醸造所と対照的となっていて、恐らく木樽の使い方などもその差となっている可能性がある。来年からは直接比較対照となる。その僅かな価格差からすると、やはりターゲットは限られてくるかもしれない。

面白いことに、「アウフデアライ」は競売用ワインだが、「辛口も競売があるのか」と尋ねると一度来るようにと先代に言われた。いつもVDPの方から案内は来ていても有料だから行かない。そしてそこで、昨年ならばマグナムで125ユーロもしたそれを競り落とすことなどありえない。その質は、ビュルクリン・ヴォルフ醸造所のキルヘンシュトュックよりも高い訳ではないからだ。勝負にならない。

帰りの道はなれた道であり、渋滞もなかったが、出発から五時間半後の帰宅はやはり疲れた。最近は、アルコールが入ってから運転することでの疲れが顕著であり、その集中力などの問題もあるので、若干不愉快になってきている。危険性が高まることだけでなく、スピード違反等の可能性が高まることもその背景にあるが、兎に角疲れるのだ。帰宅して、あまりにも寒くてサマーセーターを着込んで、食事を済ませてベットに入った。夏の寝巻きでは震え上がっていたが、夜中に寝汗を掻いて眼が覚めた。アルコールの影響もあったのだろうが、これが疲れの原因でもあったのだろう。



参照:
ナーヘの谷へ戻る旅 2014-08-14 | 試飲百景
ゲーテには難しい青粘板岩 2012-05-13 | 試飲百景
'12年グローセゲヴェックセ? 2013-09-11 | 試飲百景
ナーへ渓谷の岩場を見学 2013-09-09 | アウトドーア・環境
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陽の当たらない試行錯誤

2014-09-13 | 生活
肌寒い。終日陽が拝めそうにない。長袖で出かけようかと思う。上着を羽織るほどではないが、半袖では駄目だ。靴下も新しいものを下ろそう。夏物はもう新調する必要はない。

先日序に日本から削り節を送って貰った。前回入手のものは高級スーパーで販売しているもので全く放射能汚染には無頓着を装っているので、信用できない。手をつけずに置いてある。鰹節の原料は現時点では問題は少なくとも乾燥等の工程で、福島周辺の木が使われていると言うのである。

その危険性には言及しようがないが、少なくとも安全な食品を扱おうとすれば自社で検査をすべきで、それに無頓着を装っているようでは、放射線物質に関わらず何が入っているか分らないと考えるべきなのである。そのような業者はいづれ食品偽装で大きな打撃を受けるのは間違いない。それも高級志向で販売していると言うから始末が悪い。

多少の食品汚染に目くじらを立てる心算はないのであるが、態々手間を掛けて金を掛けて入手するものが汚染されているとなるともはや商業的な態を為さないのである。只ならば文句は言わない。だから今後30年ほどは放射能の濃縮の危険のある日本の食品や食材などに金を掛けようとは一切思わないのである。訳の分らない日本食なども御免なのである。

それでも今回は再び念を押して生協で販売されている削り節を調達した。独自の検査をしていることであり全く危険性がないわけではないが、安く比較的安全なものが入手できるのは有難い。

削り節を欧州で製造すると言う話を聞くが、出汁を取るとなるとこれだけは欠かせない。麺類に七味をかけるとなるとこれが問題なのだが、一度検査をして貰わないとこれは危なくて仕方ないのだ。そこに。味は直輸入のヤマサよりは悪いと言われても地元のスーパーで買えるオランダ製のキッコーマン醤油。価格も手頃で、検査マークや商品評価までされている。遺伝子操作の五パーセント以下の大豆で作られた自然食品ならば購入してもよいのである。つまらないものに一切金を使いたくないのである。



参照:
本当に価値のある商品とは 2012-08-25 | アウトドーア・環境
欧州からみる和食認証制 2006-11-03 | 料理
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革命的な道程と記録

2014-09-12 | テクニック
グルリットの名画コレクションの遺産を寄贈されたスイスのアーラウでその寄贈品の展示会が開かれている。ナチに退廃芸術の烙印を押された当地の画家バルマーと現役のマルク・バウワーのドッキング展示会のようだ。先日亡くなった寄贈者がバルマー家との付き合いでスイスに子供の頃に過ごしたことなど、スイスとの関係なども明らかにされる。

バイロイトから2015年のプログラムが届いている。いつものことで、断りを貰うために、予約しておかなければいけない。興味深かったのは、「指輪」が予想通り録画されることであろうか。あれを録画しておかないでは、残しておく映像などなくなってしまう。シュリンゲンジーフの「パルシファル」が残っていないのは残念であるが、舞台映像としてはカストールのそれはシェローのそれより価値が出るだろうか。なによりも三年目で管弦楽が更に表現を深められるだろうか、とても興味深いところである。

タブレットのケースを注文することにした。理由は、そろそろ外に持ち出したくなったからである。例えばボールダーのYOUTUBEの動画をダウンロードして、現地で観てもよいなと思ったからである。いつまで本体が動くかは分らなく、中華製であまり期待はしていないとしても、裸のままリュックサックに放り込むことは出来ない。何種類も出ているようだ。価格は本体の八分の一ほどするが、比較的良さそうなものがあるので発注する。

動画のDLもPCと同じく、スタンドアローンの適当なアプリケーションを探さなければいけなかったが、何とかなった。同じように面白かったのは、Uストリームをお仕着せのアプリケーションではなくて、ブローザーで見る方法である。これも新しいOSでは容易ではなくなったので、少々工夫が必要だったが、ネットにある情報の通りにすると、今度はデルフィンブローザー側がフラッシュプレーヤーを準備していた。そのように操作すると、目的は達成したが、GOOGLEプレーヤーの方が規定違反だと文句を述べてきた。

皆目分らないが、こうなれば今まで消去せずに凍結しようとしていつも望まないのに解凍されてしまうGOOGLE関連のアプリケーションを消去してしまう心算である。こうした商売からみの干渉は大変不愉快なのだ。ネットCMを全てカット出来るソフトはIT経済に大きな打撃を与えるのは確実で、この方向のアプリケーションを皆が使うようになれば革命的である。ネットをコマーシャル世界から救済するのはとても意味のある活動のように考える。


参照:
ルート化の月謝代は如何に? 2014-09-06 | テクニック
世にも奇妙な鼻血の社会 2014-05-13 | 雑感
ルート化の月謝代は如何に? 2014-09-06 | テクニック
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葡萄のないワイン登路

2014-09-11 | アウトドーア・環境
ビュルクリン・ヴォルフ醸造所でも摘み取りが始まっている。グーツリースリングだろうが - これは誤りかもしれない、先ずはヴァイスブルグンダーだろう -、如何に今年の収穫が早いかが分る。まだそれほど熟してはいない筈なのだが、酸の分解が進んでいるのだろう。その葡萄の状態を見ようと思って車を停めたが、先週に続いて気になっている方面へと未知の道登りだしてしまった。結局75分も歩いた。8000歩を超えていた。涼しくなってきたこともあり、歩くのが気持ちよいのもあるが、ゆっくり走る技術が身についてから、坂を歩くのが億劫ではなくなってきたことが大きい。いつもの山登りのコースのふもとを周回する形となったが、プェルツァー・ヴァインシュタイクと称する比較的新しいコース取りに合流した。最終的には急坂のぼりの緑のベンチの下に出てきた。一度通ったことがある経路であるが全く記憶になかった。そのときから十五年ほど経過しているので仕方がない。

明けて、パン屋の帰りに峠への登りの折り返し点まで12分2050歩ほどで辿り着いた。結構よいペースである。このペースで峠まで走れば念願の20分を切るだろう。降りてきて24分3800歩も、最近は登りも降りもあまり変わらないペースで走れることを証明していた。ゆっくり走る技術と関係があるようだが、実際には早く走れているので、大きな標高差を走り切れるようになれるかもしれない。アルプスにおける活動として、大きな壁の登攀と大きな標高差を走ることと滑ることは究極の目標なのだ。走ることが最も難しいと思っていたが徐々に近づきつつある。

最近は手足など全身に筋肉痛を感じることは殆どなくなったが、少し使わないとだるくなって来る。成長した筋肉との関係なのだろうが、まるで成長期のようにむず痒くなるのである。だからどうしても時間があればそうした部位を使わないと身体が落ち着かないのである。



参照:
消えた踵のエラ張り 2014-01-31 | 雑感
自然環境に内包される社会 2009-06-16 | アウトドーア・環境
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保湿状態などで変わる出来

2014-09-10 | 
IHで炊いた冷や飯を初めて試した。味飯は温めて食したが白飯では初めてだ。想定内であった。なるほど以前ほどばらばらにはならないが、冷や飯で握り飯を握れるほどではない。こうした乾燥した米での限界はいたし方がないであろう。それでも飯自体に味がして、これまでのように不味くはないのだ。これは驚きである。

月夜は、子ウサギのグリルで一杯飲んだ。ヴァッヘンハイマー・リースリンクである。最初は酸がやや弱まった感じで、土壌特有の味が出てきたが、知らぬうちに殆ど空いてしまう。アルコール度は低くないのにである。なぜこのように飲み心地が良いのかは分らない。上位のリースリングとなるとやはりコクガある分流し飲めないのだろうか。価格からするとやはり上位のものを楽しんだ方がお得のようである。以前は質より量であったが、一人での晩酌では惜しいと思うようになってきたのだ。

二日続けてボールダーに通う。腕の筋や肩に痛みがあったのであえて同じような課題を避けた。久しぶりに最下部のアクセルシュヴァイスに挑戦した。典型的な壁登りなので使う部位が全く異なる。今年中に解決したいと思った課題であるが、まだまだ解決しそうにない。

それでも今まで使っていなかった足場を挟むことで、手掛かりを掴む感じや身体の流れがスムーズになって、最高到達点の手掛かりには問題なく手が届くようになった。その手掛かりを軸にして、右足で立つことがまだ出来ないのだ。理由は上から見えなくなることと、垂壁で身体を捻らした状態から脛の位置の足場に荷重することが難しいからである。それに荷重が出来れば、左手の手掛かりを一つ上に替えて、右手を自由にして大き目の手掛かりに掛け直すことで、ゴールが見えてくる。

その右手の手掛かりこそは未到のものであるが、上から観察して研究すれば、通常のクライミングのそれほどの手掛かりであるが、片手だけでぶら下れるものではないので、上部の足場に乗り移ることで初めて左手が自由になって、上端の縁に手が届くことになっている。だからいま挑戦しているその一手が核心部には違いないだろう。その難易度からしてもこれが突破できれば、他の多くの課題も解決可能となる。

前夜の疲れを解すために、沢沿いを奥まで走った。往路12分2050歩であったので、往復で24分の可能性があったが、25分4066歩で終えた。歩数からみると、復路は決して悪くはなかったが、往路の12分が13分に近かったことを証明している。右足親指の付け根を日曜日の走りで傷めたようだ。捻挫気味で歩行も困難だからどうしても走るバランスが悪い。それでもボールダーも出来ているので、使って直せばよい。また両腕の下腕の筋が張っている。指先の力などを調整しながら使うようになっているので、怪我に注意である。ボールダーに出かける前に72.1KGだったから帰宅後に72KGを割っているかと思ったら、少々の水で300Gほど体重が増えていた。



参照:
危険な子ウサギ 2006-10-24 | 料理
大きな成果は無かったが 2014-05-18 | アウトドーア・環境
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消えた灯がまた灯る

2014-09-09 | 料理
消えた灯がまた灯った。週末ソーセージを焼くときにオーヴンの灯が消えていることに気が付いた。一度も切れたことがないので、どうしたものかと考えていた。スーパーに行く前に、面倒ながら床に跪いて、その場所を見た。奥の角で、到底仕事のできる場所ではない。だから厭だったのだ。

それでも意外なことに手がべとついたるすることも全くなく、ドライヴァーをカヴァーのカラスの縁に指した。硬そうだったが無理にこじ開けると、中のガラスの引っ掛けが割れてでてきたが、壊れてしまうほどではなかった。

跪いたまま、中の電球に触ると、可也大きく、回す方向が中々掴めなかった。最近はこのような形状のものは販売されていないからだ。それも無事外すと、案の定フィラメントが外れていた。二十五年間灯り続けていたことになる。

フィリップ社製の商品であった。早速スーパーで買い求めると、冷蔵庫のそれと同様の形状で、ガラスに若干の色が付いているのである。熱への強化なのであろう。前回の物が40Wに比較して25Wしかないのは、EUのガイドラインに従ったものである。摂氏300度まで使用できるこれまたフィリップス社製のものだ。

帰宅して電球を捻じ込むと無事点火した。冷蔵庫の方は節電効果を上げるために壊れたままになっている。夏は暗くなってから冷蔵庫を覗くこともなかった。若し冬あるとしても、ヘッドライトをそこに設置しておいて照らすことにしている。熱源が冷蔵庫内にないのは、とても重要で、たとえ閉めているときは消えているとしても、大変な節電効果となる筈だ。

それに比較すると、オーヴンの方は、熱源は全く構わないので、明るい方がよい。焼き目などが監視できるのはとても重要なのだ。これで焼き焦がすことなく使い続けることが出来る。

私の炊飯器の話を聞いて、炊飯器を欲しい人がいたので、ネットで調べる。同じ機種の一世代古いものが350ユーロほど、二世代古いものが280ユーロほどだった。電源部は直されている。扱っているのはどのような業者か分らないが、日本から送るものもある。変圧器の心配はしないでよいのだが、その価格を出してまで購入する価値があるかどうかは疑問である。因みに私の購入価格は16000円であった。しかし全部で500ユーロ以上は投資している。



参照:
薄暮に冷蔵庫から射す冷たい光? 2010-02-28 | テクニック
芳醇なワインとラクレット 2007-11-18 | 料理
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こま戻しのようにこつこつと

2014-09-08 | アウトドーア・環境
朝のランニングの疲れが足に残っている。それでもここ暫く休んでいたので上半身は使えそうだ。課題のラヴィオリの抜け口を久しぶりに試した。二三度試みてもあまり印象は変わらなかった。そこで、腕を曲げて身体をひきつけながらブロックするだけで、それ以外には腕力を使うことなく、足の力に集中することにした。右に高く上げて引っ掛けた足にどのように荷重して、身体を上に持ち上げるかに集中した。

先ずは足の置き方を工夫して、土踏まずで角を押さえるように最大の荷重を可能にした。そして、下肢に力が漲り、脛の筋肉が浮かび上がる。それを見ながら、左足が浮き上がるのを確認して、上部を見る。そして右手を自由にする。

なんと右手が上部の角に掛かった。これで乗り切れる。そのまま登り切ろうと思ったが、自信がなくて、再び左足から着地する。上部を点検して、再び試みると、今度も同じように右手が掛かり、それで身体をひきつけて、両足を定めてから、右手で上部の庇を右から引っ張るように掴む。これで登り切れた。不可能に見えた課題を一つ解決した。

しかし目下の課題は、ラヴィオリトラヴァースから上に登りきることであり、もう一度その核心部から終了点までを続けてみる。核心部の難しさは解決済みなのだが、繰り返してみるとやはりコツがいった。そして乗り越しに掛かる。その状態では足を右奥遠くに引っ掛けた状態で、身体が伸びているだけではなくて、肝心の両腕の肘が締まらずに、頭を低くしてぶらさがっている状態なのだ。

つまり、身体をブロックした体勢に持ち込んでから、徐に右足を押さえつける体勢に持っていかなければいけない。要するに繋がらないのだ。繋がるように練習するには、左足を地面からではなく、どこかに掛けた状態で上体をブロックする体勢に持ち込まなければいけない。

再度YOUTUBEのVIDEOをみると動的な解決をしているが、静的に解決可能なことが分った。問題は、ぶら下った体勢からブロックした形になることで、その体勢から右足を固めることになる。今度はもう一つ一手前に戻り左足を使ってブロック体勢固める練習をしなければいけない。



参照:
不可能が可能になるのは 2014-08-09 | アウトドーア・環境
二月の陽気に誘われて 2014-02-19 | アウトドーア・環境
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サラダの水切りのように

2014-09-07 | 生活
今週は、登らなかった分、走った。水曜日は一時間以上歩いた。寝不足気味で走るほど体調がよくなかったからである。最終日も夜中三時まで起きていたので、軽く流す感じで、沢沿いから上まで登り走って帰ってきた。沢沿いに12分2023歩、峠で34分4030歩、戻ってきて56分7590歩であるから、それ程悪くはなかった。

前夜も夜更かししてしまったのはタブレットのお陰だ。肝心のアプリケーションが勝手に動いてしまうので、それを調整していると時が経ってしまった。結局違うアプリケーションを駆使することで用が足りることも分った。プロクシ設定の煩わしさが解消されればそれでよいのだ。フルスクリーンのアプリケーションの調整などをした。

送信速度を上げる努力をしたら、可也すんなりとUストリームが観られるようになった。ネットサーフィンにも使えるものになって来た。やはり時間を掛けてでもハードテューニングしないと使いこなすまではいかないようだ。今後どれほど安定して動いてくれるか分らないが、二年ほど経って次の世代のものに乗り換えるまで動いて呉れればよい。幾つあっても邪魔にならないのが端末であろう。

同じ差込で半熟を作ろうとしたら初めてブレーカーが落ちた。条件が異なっていたのは直前まで炊飯器を変圧器に挿していたことぐらいだろうか。続けて二回落ちたが、これで大体二十回に二回ぐらいの割合だから、確率十分の一ぐらいだろうか。十分に使える信頼度である。これを機に、改めて買い損なっていた、落雷保護つきのスイッチ付き差込を発注する動機付けになった。兎に角幾つあっても邪魔にならないのがこの差込である。

電気は流れていないがこの間に購入したサラダ攪拌器がまたよい製品だった。皆が書くように通常の倍の価格であり、二人用となっている以上に小ぶりなので使えるかどうか気になっていたものである ― 実際、サラダを作るときには可也の量を拵えるので小さすぎる印象があった。しかし実際に使ってみると、単純な手回しや紐で引っ張るタイプと違って、回転が速やかで回転速度を上げないでも長くゆっくりと回ってくれるので、水切りがよい割りに野菜に負担が掛からない。紐式の場合は、痛みかけた野菜が悲惨であったが、これは新鮮な野菜がより新鮮な感じで水切りできるのだ。少なくとも今までの使用で、炊飯器同様に同じ素材がより美味しく食せるのだ。瑞々しく、ぱっりとした野菜は美味い。



参照:
発熱する冬のサラダ菜 2007-01-05 | 料理
ルート化の月謝代は如何に? 2014-09-06 | テクニック
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ルート化の月謝代は如何に?

2014-09-06 | テクニック
タブレットのルート化と言うのを行った。所謂メーカーが拵えたソフトのその外側に触れるためである。危険を冒してまで行う必要はなかったのだが、一つの良さそうなアプリケーションがそれを求めていたからだ。PCにおいては頻繁に行っている行為で、立ち上がれなくなれば文鎮化する行為と言われている。PCの場合はBIOSを弄る行為も限られているので、ハードディスクの初期化ぐらいである。

結局ルート化するには、便利なアプリケーションを使うと言うので、色々と探してみた。最終的には英語のサイトにあった情報から、Root大師と称するシナ製ソフトならば上手く行くと言うので、その英語訳もない中国語のそれを使った。

なるほど所謂中華製のタブレットなどには上手く対応していて、メーカーのそれに遅れないようにしないと、中共から外のネットの情報などにアクセスできないのだ。我々のけちな目的とは、そうしたハッカー行為の意義が大分違うように思われる。中国語の問題もあったが、結局PCからUSB経由で動かすことでルート化は完了した。

その間、いつものように工場出しの状態に戻さなければいけなかったのもこれもPCの初期化と同じである。まだまだ使い出しなので問題はなかったが、マイクロSDカードのそれはそのまま残るので、今後のバックアップなどのときの参考になる。ルート化してしまうことで、今後はその状態にも戻せなくなるとなると余計にバックアップが重要となってきた。

肝心のプロクシセッティングのアプリケーションが上手く機能しないが、その他のルート化によって画面を一杯に使うアプリケーションなど、スマートフォンでもそのまま使える便利なものがあるのを認識した。兎に角、バックアップを含めてアンドロイドを知ることになる。

これまたいつものことで、こうしたものを弄っていると食事をする暇も運動する暇もなくなってしまって、顔色が悪くなる。時間もさることながら、不健康がこうしたものを覚える月謝代なのだ。



参照:
USBデバックで可能になる 2014-08-27 | テクニック
試してみたい様々な対処法 2014-08-31 | 文化一般
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高品質にありがちな滑らかさ

2014-09-05 | 試飲百景
先日の車検で、警告が出ていたのにも拘らず、エンジンオイルが足りないままだった。面倒であるが、適用のオイルを探してアマゾンで注文してみた。モービルのスーパー3000と称する5W-40の商品を選択した。なにもネットで買う必要もないのだが、自分で購入するとなると適用商品から価格まで様々なメーカーのものを比較するので色々と勉強になる。この商品を選んだのはアマゾンの直販だったのと、若干高級品だったからである。

次の車庫入れで全て取り替えになることは分っているので、少量であり、車検で大分粘度が上がっていることが指摘されていたので、潤滑性のよいものを選んだのだ。約0.6Lを加えただけで全体量の一割にも満たないが、それでもエンジン音も変わり、加速の滑らかさが増したようだ。如何にも粘度が高くなり過ぎていたかということかもしれない。

2013年グローセスゲヴェックス試飲、二回目はゲオルク・モスバッハー醸造所だった。御目当てはフロインドシュトュックである。売り切れていないことを確認して、早速試す。酸が素晴らしい。分析値は9.5Gである。糖は5.2と抑えられているので、軽やかでさえある。今回二年目となるイェズイーテンガルテンに比較すると糖が少ない分、酸が際立つ。その酸も良く練れていて全く快適である。

先代が、「一日中仕事をして疲れたので、イェズィーテンガルテンを飲むに匹敵するほどだ」と冗談を飛ばして、一杯引っ掛ける。婿さんは、「なんといっても葡萄の健康だ」と、2013年の醸造の苦労を匂わせる。

春に通常のものを試飲して、もう一つ琴線に触れなかったので、バリック仕立てのフメーを楽しみにしていたソビニオンブランを試す。どうも夏がずるずるといったのでブルグンダー種は駄目のようだ。糖が強く、本来の薫りが今ひとつ新鮮味がない。そこで聞く話がとてもまた参考になった。つまり、「雑食砂岩」やソヴィニオン・ブラン「フメー」などは、一月に醗酵が止まってしまったので、更に酵母を足す必要があったということである。

なるほどと思った。フォン・ブール醸造所の辛口は、その路線を進めるために我武者羅に酵母を加えた形跡があるのだ。それは酵母臭の強い味として、クラシックな印象を与えたのである。私自身はそれを酵母臭としてあまり気にならないのだが、それに敏感な人には否定的な意味しか与えない。

ここで大手の醸造所ながら十分な技術力も質も持ち合わせていない醸造所と丁寧な仕事で質も追求できる家族経営の醸造所との差が出るのだ。そしてその価格も大手の醸造所は割高なのである。フォン・ブールのグランクリュは二本しか買わなかったが、このフロインドシュトゥックは三本以上買える。質が高いからである。

2013年の素晴らしい酸と木樽の使い方で完全にこちらに軍配が上がる。フォン・ブールの方は、二割から三割ほどしか木樽率が伸びないようでは仕方がない。これならば同じ長持ちしないグローセスゲヴェックスでもレープホルツ醸造所のそれの方が価値がある。当然であろう。



参照:
ドルトムントの強化策のように 2014-09-03 | 試飲百景
素人を騙す金儲け評論 2013-10-02 | 試飲百景
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サフランライス、主夫の喜び

2014-09-04 | 料理
注文したワゴン風机を入手した。同時に発注したスイッチ付きコンセントも入手した。早速、設置予定の食器洗い機設置場所の穴を掃除した。そして机をIKEAのそれのように組み立てて、その穴の中に入れてみた。予定通りで収まった。

その上に炊飯器を置いて、蓋を開けて、炊きあがりの米を解す感じでも、それほど不都合は無かった。但し、その都度しゃがまなければいけないのと、そこから蒸気が出ることが問題である。

さて、丁度掃除の日に当たっていたので、その横の水回りの下と、肝心の場所を特に掃除してもらう。今までは余分なものが置いてあったりしたので、あまり掃除の手が行き届いていなかった場所なのだ。

綺麗になったので、設置してみる。その前に既にスイッチ付きコンセントを挟んで、テストをしていたが、問題なくスイッチング出来ていたので、もしかすると地面に置くことでアースが取れているのかもしれないと考え、今度は机の上においてテストしてみた。問題なく通電できて喜んだのだ。そこで、今度は更に炊飯器のプラグを差し込みやすい炊飯器の横に変圧器を置いてやってみると、初めてブレーカーが飛んだ。

原因が分らなかったので、再び床に下ろしてテストする。すると掃除の彼女が、「IHの磁気が影響しているのではないの?」と、私もBASFの技師も気が付かなかったことを口走る。なるほどと思い炊飯器にコムパスを近づけるとなるほど可也の磁極を示している。これならば電源を入れずに繋いでさえいなくても、変圧器に影響を与えるかもしれないと思った。

その仮説に基づいて、変圧器の場所を変えてやってみたが、やはり駄目だった。残念ながら彼女の仮説は立証されなかったが、全く影響していないのかそれとも可也影響しているのかも分らなかった。そこで、スイッチ付きコンセントを違うのに替えるとともに、差し込む場所なども色々と変えて実験を繰り返した。

基本的には一度目はブレーカーが落ちるか落ちないかの二通りしかないのだが、その落ちない確率が高ければ問題ないとしても、それを実証するためには同じ設置で何回もスイッチングを切り替えてみるしか方法が無い。大抵は三回目ぐらいで駄目になるので、数学的な確率としては殆ど差異が無いと言うことになる。

そこで、差込を二重につまりスイッチが二つ付く状態で、切り替えの順番を替えて何度も試してみた。更に態々確りした太目の挿し込みアダプターからぐらぐらするほどの緩めのそれに取り替えてテープで巻いて固定した。

そして、一組の組み合わせで、大き目のスイッチで切り替えると、なんと十回まで問題なく導通テストが出来た。これで数学的に十分である。二つのスイッチの片方しか動かさないのであるから、本来は確立二分の一のところが、十分の一以上になったところで、十分な確からしさが得られたであろう。今後この二つのスイッチ付き中間コンセントの組み合わせで何時ブレーカーが飛ぶか分らないが、これで実用には十分と判断した。

やっと炊飯器の設置が決定した。その横に自慢の卵茹で器を設置してみた。違う場所で使っていたのだが、どうせ湯気が出るとキッチンの棚の木に湿気が伝わっていたので、流しシンクの下でも全く問題ないであろう。二十年以上経過しているので、バストイレも含めてシステムキッチンも全て遣りかえるのもそう遠い日ではないからだ。

こうなれば考えていたサフランライスが楽しみになってきた。いつもなら鳥飯のところであるが、今回は安い海老も残してあるので、それも鳥と一緒に入れて炊き込んでみよう。ワインはブルゴーニュでも開けてみようか。



参照:
ドルトムントの強化策のように 2014-09-03 | 試飲百景
何とか目星としたいところ 2014-09-01 | 料理
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ドルトムントの強化策のように

2014-09-03 | 試飲百景
炊飯器三回目の使用は早炊きモードであった。その名の通り、水に浸す暇もなく炊くことになった。グローセスゲヴェックス解禁に伴う試飲で時間がなかったからである。結果からすると、炊きあがりを解すときに、十分にふっくらとしていないことと、若干もっちゃりとしていることに気が付いた。以前の炊飯器の標準炊きに近づいた感じである。要するに強い火で一気に炊き上げた感じなのだ。

実際に食してみると、それほど悪くはなく棒棒鳥と中華には過不足なかったが、米の味が味わえるほどではなく、次にこのモードを試すときにはもう少し時間を置いて水に浸して試してみたい。しかしそれぐらい時間に余裕があるとなるとなにも早炊きなど必要ないのであるが。

最初の2013年グローセスゲヴェックス試飲は、フォン・ブール醸造所から始めた。昨年のように出かけると生憎工事中であったが、仮の事務所に入る。御馴染みの顔で驚いたが、その間の事情なども尋ねる。何はともあれ、昨年の八月以降新しい体勢になってから一滴も試飲していないので、グーツリースリンクから試飲する。2013年の良さは出ていた。明らかに親方が変わったのは顕著に味に反映している。ミネラルがより一層はっきりする反面、都会的な能動性がなくなり、可也古臭いリースリングに変わっている。

更に前任者を引き継いで残糖を抑えることを本望としているようで、薄っぺらい方向へと傾いている。ザールのヘッセルシュタット醸造所やルーヴァーのカルトホイザー醸造所のリースリングを思わせる。次にヘアゴットザーッカーのオルツリースリングを試すが、これも同じような傾向で、その次のフォルスターのホルツリースリングの0.8Gほどには残糖を落としていない。もはやこうなると特殊であるが、意外にフォルストの土壌感が新鮮に出ているので面白く、直ぐに楽しめる味質である。

この辺りの残糖感が、ブリュックリン・ヴォルフ醸造所のフォルスターと最も異なり、なるほどそれが重いワインと感じられるのも無理はないだろう。オルツリースリングを寝かせる必要がないとすれば、こうした遣り方も決して悪くはないであろう。

さて、御目当てのグローセスゲヴェックスに行く前にラーゲンヴァインを試す。ムーゼンハング、モイズヘーレ、キーセルベルクは、雑食砂岩、石灰混じり、砂混じりなどのテロワーとなるのだろうが、ここまで行くと残糖に比較して酸が強い分、どのような飲み方をすればよいのかが問題となる。如何にもこの辺りの程度の醸造所が陥りやすい、瓶熟成への経験と自身の無さが良く表れている。

グローセスゲヴェックスで感じられたのは酸の質であり、若干酢酸系なのは葡萄の熟成以上に、その使い方が問題になるのではなかろうか。要するに摘み取り作業のマネージメントとも関わっているように思われるがどうだろう。

全体的な印象は、こうした中堅から下部のVDPの醸造所にありがちなつくりで、特に初年度であるから若干の雑な感じは免れない。このまま行くと、バッサーマン・ヨルダンの二の舞で、落ちるところまで落ちるしかなくなる。ブンデスリーグで言うと二部から更に転落となる。

香川がドルトムントに帰ってくることと、ミュンヘンにアロンソがやってくることをして、経済的に無理なく補強するための解決策で、こうした補強でシステムを強化できるのがドイツのサッカーの強みだとしている。



参照:
何とか目星としたいところ 2014-09-01 | 料理
2013年産の摘み取り風景 2013-10-21 | ワイン
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週末の走りと喉越し

2014-09-02 | 生活
週最後、三度目か、沢沿いを奥まで走った。最近このコースが増えているのは、ゆっくりと走り出せるので、朝早くとも負担が掛からないと感じているからだ。最近ゆっくり走るコツがつかめてきたのも、スロースタートを練習しているからかもしれない。

それでも暫く走るうちに身体が温まり、息が入ってくる。往路13分、車に戻って26分はそれほど悪くない。週始めに今度は峠往復を試みた。陽射しがあっても悪影響することがないほど気温が下がっているので、スロースタートでも21分3041歩で峠に着いた。22分から23分を考えていたので、スロースタートでも、ペースが落ちるどころか上がったようだ。下ってきて、36分5740歩は全くよくないのだが、最後の最後に完全なダッシュが出来たのは嬉しい。

週末はシェーンレーバー醸造所のグーツリースリングを開けた。二週間もすれば必要なくなるワインなので飲み干してしまっても惜しくないのだ。この価格にしては健闘している。ゲオルク・モスバッハ醸造所やミュラー・カトワール醸造所のそれらと比較して、土壌が違う分面白いと思うのはワイン街道に住んでいる我々の特権かもしれない。比較的丁寧な仕事をしているのが嬉しい。

ロベルト・ヴァイル醸造所のオルツリースリンク「キードリッヒ」を開けた。こちらはなるほど立派なワインであることには変わらないが、五月の試飲会の印象からすると新鮮味が落ちてきている感じであった。その分二日目にはバランスが崩れて若干重い感じがしたのである。価格からすれば、とても微妙であるが、二年ほど寝かすワインとしては濃厚すぎて、四年以熟成させるワインとしては物足りないかもしれない。木樽の使い方やなにより培養酵母の問題点でもあるかもしれない。



参照:
初物には無い割安感 2014-06-13 | ワイン
過熟成気味の今日この頃 2014-07-06 | ワイン
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何とか目星としたいところ

2014-09-01 | 料理
二回目のIH炊飯器の使用は少量モードであった。本来はこれで炊くことで、いつも炊く一合はもっとも上手く炊きあがるはずだった。炊きあがりは、前回を上回っていたことを確認した。しかし厳密に比較にならないのは、今回は米を洗ってからボールダーリングに出かけていて、約二時間ほど水に浸していたからだ。それでもその差の大きな違いは熱が入りすぎていない印象で、米がより表面が瑞々しかった。膨らみ感は同じような感じだが、表面が違う。炊き時間は変わらないのでより熱が入らないように炊いているに違いない。早めに水が乾くのであるから、無駄に追い炊きする必要はないはずだ。

日本の標準米の十分の一ほどで、恐らく日本の標準米の程度まで炊きあがるのを経験すると、日本の米作どころか、水田自体の文化的価値を考えざるを得ない。要するに陸稲でも十分な米が収穫可能で、最終的な出来上がりに殆ど差がないとするならば、これは日本にとっては大きな文化環境的な大変革となるはずだ。

週明けにエコモードを試して、その後に混ぜ飯を炊いてみる心算だ。更なる早炊きモードは今回のように二時間も前に水に浸しておけばあまり変わらないだろう。最後のは多めに炊くので翌日まで残してみて、その違いを検証したい。万が一、現在使用の米で翌日も日本の標準米とあまり変わらないとすれば、知らぬうちに米食の大革命が起きていたことになるのだ。

今までにスペインやキャリフォリア米を試しているが、それらのジャポニカ米から日本のそれに匹敵するような日本食向きの炊きあがりの結果は一度も確認したことがない。しかしここに来て、炊き方次第で可也迫れるのではないかと感じるようになった。なにも日本の米が旨いとはい思わないが、日本人の食生活を見ればその日本食に向いた米と言うのが世界で唯一無二のものであることは認識している。

問題の電源であるが、少々目的地が感じられるようになってきた。今回炊くときに、いつものようにブレーカーを飛ばして気が付いたのは、同じ回路で冷蔵庫を使用していることで、前回は気が付かなかったがこれならば最初だけでなく、冷蔵庫と本格的な炊飯で過電流になってしまう可能性を察知した。そこで違う差し込むを使ってみることにした。全く使っていない単独のブレーカーを使っている食器洗い機用の差し込み機である。試しにそこで延長タップを使ってみたが、期待はずれでやはりブレーカーが飛んだ。

それでもこの差込を専用に使うことでブレーカーを飛ばしてもあまり問題がないことから、今後その場所を使いこなすために違う延長コードを客室から持ってきて試してみると、ブレーカーが落ちることはなかった。その延長コードは所謂安全設計のもので、差込も火花が散りにくくなっているようだ。これで可能性が高まった。同じように過電流防止のスイッチなどを使いこなして、問題なく使えるようにする目星が付いてきた。

つまり今後、食器洗い機の設置場所、つまり流しの皿を乾かせるシンクの下に変圧器と炊飯器を設置することになる。そのための小机を探した。ワゴンとして使えるタイプにしたが、高さなどの問題があるので先ずは設置して見ないと、使い勝手はよく分らない。価格も安いものであるから損はしないので先ずは試してみよう。

ボールダーは、前の晩の疲れからか、簡単に解決できた場所が中々出来ない。違う課題も試してみるが、こちらの方は徐々に先に進んでいる。足場さえ決まれば、左手を上の手掛かりに掛けて終了の筈だ。兎に角指先のトレーニングである。

さて、もう一つの三つの白樺壁の課題は、上に抜けきるときだったので、上の木ににシュリンゲを延長して最後の手掛かりまで伸ばしておいた。今回は其処まで容易に上がれないのだ、小雨がばらついて期待するので諦めて、帰宅前に上部の掃除を蹲弄りのようにする。羊歯の二三本を抜いて、掃除するともう一つ手掛かりが発掘できた。それでもそれは最終的な解決とはならない。それからもう一度最後に挑戦すると、今度は初めてシュリンゲまで手が伸びたが、そこから怖くて手がでなかった。走行しているうちに足場を一つ壊してしまう。シュリンゲがないときに必死で見つけた穴のところの足場に気が付かなかった。それでも困難なことは確認したが、解決策として右手で掴んでいる手掛かりにマントル登りで上から押し付ける方法である。十分に肘が返る場所ならば何とかなる筈だ。左手は薄い窪みに入っている。それが前回は滑って落ちそうになったのだった。



参照:
試してみたい様々な対処法 2014-08-31 | 文化一般 
懸案のIH炊飯器、その成果 2014-08-30 | テクニック
背中を打ちつけそうになる 2014-08-23 | アウトドーア・環境
コメント (2)
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