Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

フィリッピンで誘拐される

2014-09-28 | 歴史・時事
イスラム国への連邦共和国の対応が注目される。ドイツ人に犠牲者が出そうだからである。驚くことに、ドイツ人人質はフィリピンで捕獲された。ヨットで航行中にイスラム地域に入っていったからである。イスラムの世界的な広がりはユダヤのそれと双璧かもしれないが、本人はそうした意識があっただろうか。フランス人がアルジェリアで捕捉されて首を切られたとしてもありえないことではないと思うが、フィリピンで同じようなことになればやはり驚く。

要するにイスラム国に反対する一味の国民は一蓮托生で首切りの餌食となるのである。流石に旧大日本帝国の首切り軍人は其処まで徹底していなかったであろう。基本的には首切りで敵を怯えさす遣り口は、世界中の穏やかな反戦非戦の民族社会文化に共通するものだと思っていたが違うのだろうか。

今回のドイツ人人質の問題で分るのはどのようにしても避けきれないということである。恐らくことが為されたとしても、連邦共和国が他の国のように憎悪を漲らせてといった感じにならないことだけは確かであるが、なんらかのメッセージが要求されるようになる。



参照:
模範的な西欧化とは 2014-09-22 | 歴史・時事
権謀術数議会制民主主義の自覚 2010-01-09 | 歴史・時事
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