峠への登りの折り返し点で、3931歩12分と、可也ピッチが伸びていた。本当は峠まで上がろうかと思っていたのだが、走り出すと足が重く、前日の疲れるこのところの低温で半袖短パンツの井出達にもう一つ力が湧かない。汗もかかないかと思っていたら落ちてきたときにはうなじが濡れていた。それでも一時の発汗量とは大分異なる。体重を量ると72.6KGと最近はあまり上に振れなくなって来ている。
調子が悪くともピッチが伸びてきているのは姿勢が良くなって腕の振りが自然になって来ているからだろう。このペースで峠まで上げれれば、20分を切るのが当然となる。しかし下りは足が重く、左の他に向こうの前日伸び追ったボルダーの辺りの山肌を木立の間に探った。その下方にあるビスマルクが訪れた搭が結構奥に見えてTV搭も見えない。高度が250Mほど違うと景色も大分違う。
昨晩は予想以上に成果があった。先ずはラヴィオリで最後の手掛かりに行くまでの部分が何回も巧く行った。更に手掛かりから上も容易に手が掛かった。但しそこがまだ繋がらない。同じ手掛かりて始めて、終えることが出来るのだが、無駄な動きをしていると左手がパンクしてしまう。更に最初の出だしから試してみると、最後の手掛かりまでまだ繋がらない。無駄な動きをしていると疲れてしまって駄目なのを理解した。
最初はクラッシュパッドを一人では移動させられないのでどうなるかと思っていたら、前半の部分はそれが無くても通過できるように自信がついた。それでも暫くそこをやっていないうちに結構腕力に堪えることも久しぶりに感じた。
今回厳しかったのは良いところに足を挟んで伸ばすと足が攣りそうになることで、いままでは感じていなかったので、上に上げた足を大分使えるようになったのだろう。通常の生活では使わないような荷重をするので攣りそうになるのだ。
同じ按配で両手でぶら下って足を上に引っ掛けての鉄棒のような動作においてもまた核心部での庇の下の足場にも加重できるようになってきた。この技術が身につけばオヴァーハングでレッドポイントで本格的に登る基礎技術が身につく筈だ。これが身につけば八級に突入可能となるだろう。オーヴァーハングの下で足場を確り使うのは、嘗てA0でそれらを克服していた時期ぐらいで、クライミングの基礎技術にはそもそも無い部分である。上の例のように爪先から踵まで自由自在に使いこなす技術はフリークライミングもこのレベルになるととても重要な意味を帯びてくることが認識された。これがボールダー練習の成果であるに違いない。
気温が下がって蚊の襲来も無かったので少なくとも最後の繋がりは完成するかと思ったが、足の攣りだけでなく腕にも負担が掛かってきたので、取りやめて、もう二つの課題の場所に向かった。試してみると相変わらずだったが指先が疲れていないので、本腰を入れて試してみた。前回に気が付いた左腰上の足場に左足を掛けるとどうにかなるかと思って、両手の手掛かりを頼りにやってみた。すると右足の足場を選んで左足を上げるとそこに掛かるのである。両手で支えきれているからである。そして爪先をそこに掛けて荷重を試みるとなんと左手が浮いて、上の手掛かりに届いた。
十分な手掛かりで、そのまま左足に立って、右手をその横の手掛かりに掛ける。立てた。何で今までこれほど苦労していたか分らないぐらいに簡単に立てた。使おうと思っていたその横下の右手の細い手掛かりは不要なのだ。それで左手を自由にすることが出来なかったのだ。
ここでも如何に高かろうが足場に荷重できるようならば乗り込めという基本が活きているのだ。勿論状態のバランスが崩れない場所に足場を設定しているから可能となるのである。そして上辺を探ると先日掃除しておいたに関わらずあまり手掛かりが無い。これは危ないと思ってクライミングダウンする。上を改めて掃除するが余りらちがいかない。そこでもう一度登りなおして左手の気に足を掛けて手掛かりを掃除してみる。それでも解決策は見つからなかった。下から見ると足場をもう一段上にとって、これまた同じ手掛かりを上から押さえつけると乗り越せるかも知れないと思った。隣の次の課題とよく似ている。
そうこうしていると、更に横の難しい課題のボールダーで物音がする。上の駐車スペースに車が二台停めてあって、仕方なく道脇のがけっぷちに車を停めたのだった。更なる試みを諦めて、覗きに行った。若い感じのいよい青年だった。7cの課題を試みていた。とてもまだまだ自分自身では解決不可な課題であるが、色々話していると参考になった。マンハイムから来ていた。
そのようなことで、まだまだここで解決しなければいけない課題もあり、ここまでの約一年間の成果としてはまずまずだと感じた。今学んでいる技術と筋力などが大きな壁で活きて来るようなトレーニングを来年辺りから考えていかなければいけないだろうか。
参照:
部分否定即ち全否定の阿呆 2014-09-19 | マスメディア批評
背中を打ちつけそうになる 2014-08-23 | アウトドーア・環境
調子が悪くともピッチが伸びてきているのは姿勢が良くなって腕の振りが自然になって来ているからだろう。このペースで峠まで上げれれば、20分を切るのが当然となる。しかし下りは足が重く、左の他に向こうの前日伸び追ったボルダーの辺りの山肌を木立の間に探った。その下方にあるビスマルクが訪れた搭が結構奥に見えてTV搭も見えない。高度が250Mほど違うと景色も大分違う。
昨晩は予想以上に成果があった。先ずはラヴィオリで最後の手掛かりに行くまでの部分が何回も巧く行った。更に手掛かりから上も容易に手が掛かった。但しそこがまだ繋がらない。同じ手掛かりて始めて、終えることが出来るのだが、無駄な動きをしていると左手がパンクしてしまう。更に最初の出だしから試してみると、最後の手掛かりまでまだ繋がらない。無駄な動きをしていると疲れてしまって駄目なのを理解した。
最初はクラッシュパッドを一人では移動させられないのでどうなるかと思っていたら、前半の部分はそれが無くても通過できるように自信がついた。それでも暫くそこをやっていないうちに結構腕力に堪えることも久しぶりに感じた。
今回厳しかったのは良いところに足を挟んで伸ばすと足が攣りそうになることで、いままでは感じていなかったので、上に上げた足を大分使えるようになったのだろう。通常の生活では使わないような荷重をするので攣りそうになるのだ。
同じ按配で両手でぶら下って足を上に引っ掛けての鉄棒のような動作においてもまた核心部での庇の下の足場にも加重できるようになってきた。この技術が身につけばオヴァーハングでレッドポイントで本格的に登る基礎技術が身につく筈だ。これが身につけば八級に突入可能となるだろう。オーヴァーハングの下で足場を確り使うのは、嘗てA0でそれらを克服していた時期ぐらいで、クライミングの基礎技術にはそもそも無い部分である。上の例のように爪先から踵まで自由自在に使いこなす技術はフリークライミングもこのレベルになるととても重要な意味を帯びてくることが認識された。これがボールダー練習の成果であるに違いない。
気温が下がって蚊の襲来も無かったので少なくとも最後の繋がりは完成するかと思ったが、足の攣りだけでなく腕にも負担が掛かってきたので、取りやめて、もう二つの課題の場所に向かった。試してみると相変わらずだったが指先が疲れていないので、本腰を入れて試してみた。前回に気が付いた左腰上の足場に左足を掛けるとどうにかなるかと思って、両手の手掛かりを頼りにやってみた。すると右足の足場を選んで左足を上げるとそこに掛かるのである。両手で支えきれているからである。そして爪先をそこに掛けて荷重を試みるとなんと左手が浮いて、上の手掛かりに届いた。
十分な手掛かりで、そのまま左足に立って、右手をその横の手掛かりに掛ける。立てた。何で今までこれほど苦労していたか分らないぐらいに簡単に立てた。使おうと思っていたその横下の右手の細い手掛かりは不要なのだ。それで左手を自由にすることが出来なかったのだ。
ここでも如何に高かろうが足場に荷重できるようならば乗り込めという基本が活きているのだ。勿論状態のバランスが崩れない場所に足場を設定しているから可能となるのである。そして上辺を探ると先日掃除しておいたに関わらずあまり手掛かりが無い。これは危ないと思ってクライミングダウンする。上を改めて掃除するが余りらちがいかない。そこでもう一度登りなおして左手の気に足を掛けて手掛かりを掃除してみる。それでも解決策は見つからなかった。下から見ると足場をもう一段上にとって、これまた同じ手掛かりを上から押さえつけると乗り越せるかも知れないと思った。隣の次の課題とよく似ている。
そうこうしていると、更に横の難しい課題のボールダーで物音がする。上の駐車スペースに車が二台停めてあって、仕方なく道脇のがけっぷちに車を停めたのだった。更なる試みを諦めて、覗きに行った。若い感じのいよい青年だった。7cの課題を試みていた。とてもまだまだ自分自身では解決不可な課題であるが、色々話していると参考になった。マンハイムから来ていた。
そのようなことで、まだまだここで解決しなければいけない課題もあり、ここまでの約一年間の成果としてはまずまずだと感じた。今学んでいる技術と筋力などが大きな壁で活きて来るようなトレーニングを来年辺りから考えていかなければいけないだろうか。
参照:
部分否定即ち全否定の阿呆 2014-09-19 | マスメディア批評
背中を打ちつけそうになる 2014-08-23 | アウトドーア・環境