
公安委員会の指定を受けている教習所は、
俗に「公認教習所」または「公認自動車学校」と呼ばれています。
まれに(ごくまれに)、公安委員会の指定を受けていない教習所が、
お客さんからの「そちらは公認ですか?」という問い合わせに、
「公安委員会に届け出ています」と回答する例もあるやに聞き及びます。
本当に届け出ているならそれは嘘ではないですけど、
法律上「公認」という用語が明確に定義されていないのを良いことに、
お客さんをミスリードしようという意図が丸見えですね。
一方、公安委員会の指定を受けていない教習所は、
「非公認教習所」ということになります。
前述の「届出教習所」も、パイロットアカデミーも、
これに含まれます。
ただ、これを「未公認」と呼ばれるのには
ちょっと抵抗があります。
「未公認」という用語には、
「指定教習所こそが正規の教習所である」
あるいは
「教習所はみな指定を受けたがっている」
というニュアンスを含みます。
それって、株式を証券市場に上場していない会社を
「未上場企業」と呼ぶのと同じで、
上場を目指さない、もしくは初めから上場する気が無い会社も
数多くあるはずです。
そういう企業は「未上場」ではなくて「非上場」と呼ぶべきでしょう。
ですので、「非公認」には違いないですが、
「未公認」とは呼ばないでほしいと思っています。
特にマスメディアには。
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