
人が歩くには、
足を踵から着地させ、拇趾球(足の親指の付け根)で蹴り出すのが、
最も力を入れやすいスタイルなので、各種スポーツでは、
「拇趾球を意識して走れ」などと教えられるそうです。
先日、あるTV番組で自転車に関する話題を取り上げていて、
その中で「拇趾球でペダルを踏む」と言っていました。
なるほど、自転車も、
拇趾球を意識することで力強くペダルが漕げるのですね。
では、自動車のペダルも、
やはり拇趾球で踏むのが良いのでしょうか?
答えは「否」。
自動車のペダルは、
「親指の付け根」というより「指全体の付け根」で踏んでください。
足の幅が一番広くなっている所ですね。
拇趾球でペダルを踏むと、確かに、力は入れやすくなります。
しかし、それだと、
アクセルは微妙な力加減が調節しにくくなり、
ブレーキやクラッチは、踏み込みが不安定になります。
自転車のように力を入れてペダルを踏む必要は無く、
「力を入れる」ことよりも「力を適切に伝える」ことのほうが
重要だと認識してください。
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