Pilot-Kの「前見て加速!」

自動車運転に関するアドバイス・感想等を書いていきます。※偶数日更新(原則)

「確認した後で合図」か「合図を出した後で確認」か

2021-10-12 07:43:28 | Weblog

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進路変更の前にはウインカー(方向指示器)を出しますが、
この合図を出すのは、安全確認をした後でしょうか。
それとも、安全確認をする前でしょうか。

これの答えは、「どちらでも良い」です。
確認してからウインカーを出しても、
ウインカーを出してから確認しても、
どちらかが正解でどちらかが間違いというものではありません。

どちらかと言えば、
一般に車の運転に関する動作は確認してから起こすべきであり、
したがって、
「確認した後でウインカー」が望ましいとは言えます。

しかし、これには落とし穴があるのです。

と言うのも、
進路変更の合図は3秒前に出すことになっていますから、
すなわちウインカーを出して3秒間は進路変更を開始できません。

ところが、3秒も経過すると、
安全確認したはずの周囲の状況が変わってしまいますので、
改めて安全確認が必要になります。

つまるところ、
「確認→合図→確認→進路変更」(確認が2回)
が正しいということになります。

そうなると、1回目の確認をする意味合いは半減し、
「合図前の確認は省略可」という話にもなってしまうわけです。

なので、
結論としては、「どちらでも良い」のです。

ついでに言うと、
進路変更を始める段になって初めて安全確認をするわけでなく、
路上走行中は、常に周囲を見ているはずですから、
「確認と合図のどちらが先か」というのは、
あまり深刻に悩むほどの問題ではありません。
「確認すればよい」程度に考えておきましょう。


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