Pilot-Kの「前見て加速!」

自動車運転に関するアドバイス・感想等を書いていきます。※偶数日更新(原則)

止まる決断、止まる技術を

2021-12-18 15:59:37 | Weblog

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「加速しようとしたときに信号が黄色に変わった」とか、
「横断歩道のたもとに横断者がいるのが見えた」といった場面で、
そのまま通過してしまうドライバーが多いですね。
曰く、「止まれなかった」。

でも、そういう場面の9割方は、本当は止まれたはずです。
おそらく「ブレーキを踏もう」という発想が出なかったのでしょう。

車には、「ブレーキ」という便利な装置が付いているのですから、
それを機能させてください。
万一、ブレーキが故障していたら、
その時こそ「止まれない!」という話になるのですが、
そういう時でも、道路外の安全な所に車を突っ込ませるなりして、
何とか止まるようにするべきです。

これに関連していつも思い出すのは、
蓼科高原での早乙女愛の行動です。
(分かりますか? 梶原一騎原作『愛と誠』で愛と誠が出会うシーンです)

幼い愛ちゃんが初めてのスキーで
「魔のスロープ」を下って止まれなくなったときに、
誠くんが身を挺して助けてくれた、という感動的なシーン。

しかし、ここで不可解なのは、
愛が止まれなくなったときに、
「止まらない! 助けて!」と叫ぶんじゃなくて、
転ぶなり、斜面に突っ込むなり、どうにかして止まることを
なぜ考えなかったかです。
それが出来ないなら、一人でスキーなんかやっちゃダメなんです。
(でも、それだと誠に助けてもらいないので話が進まないですけど…)

話を戻して、運転の話で言えば、
止まる決断ができない、止まる技術が無いなら、
やっぱり車を運転してはいけない、つまり免許が取れないのですよ。


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