
物の本には、
走行中の車間距離は「速度(km/h)-15メートル」
なんて書かれています。
つまり、
「時速30kmなら15m、時速40kmなら25mの車間」ということです。
しかし、この算式を用いると、
時速15km以下だったら車間はゼロ?ってことになってしまいます。
挙句に、
「高速道路では車速(km)と同じ(m)」なんて言われると、
取って付けたような話ですよね。
また、運転に慣れないうちは、
その「何メートル」を走りながら把握するのが
難しかったりもします。
そんな理由から、
車間は、「2秒間」と覚えるのをお勧めします。
前の車が道路上の目印(電柱とか郵便ポストとか)を通過してから
2秒後に自分が通過していれば、だいたいOKで良いでしょう。
そもそも、車間距離を空けて走ることの意味は、
前の車が急ブレーキを掛けた際に、
自分がブレーキを踏み始めるまでに走ってしまう(空走)分の
余裕を持たせておくことですから、
距離(メートル)よりも時間(秒)で把握しておくのが、
理屈の上ではむしろ正しいと言えます。
2秒間に走る距離は、
時速30キロなら16.667m、時速40キロなら22.222mです。
まあ、似たような数字になります。
どうせ“目安”なんですし、それで良いでしょう。
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